徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)12月7日 月曜日 徳洲新聞 NO.1265 四面

回顧この1年 ㊤
新型コロナ対応へ力 プレハブ発熱外来・病棟も
徳洲会グループ

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。ワクチン開発進捗(しんちょく)の報はあるが、いまだ収束が見とおせない。コロナ禍に始まりコロナ禍に終わる今年、徳洲会はグループを挙げて新型コロナ患者さんの受け入れなどに努めてきた。1年間の取り組みを振り返る。

2月、国内で大きくクローズアップされたのが、横浜港に到着し集団感染の発生が確認された大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」だった。徳洲会は厚生労働省からの要請に応え、葉山ハートセンター(神奈川県)が陽性患者さん10人の入院を受け入れた。グループを挙げて物的・人的に整備したコロナ専用病棟に入院し、全員がPCR検査陰性を確認して退院した。

感染の可能性がある患者さんと他の患者さんの動線を分けるため、多数の病院が発熱外来を開設。PCRなど遺伝子検査の実施体制を整備した病院も増えた。受診場所を隔離するためプレハブ(一部テント)の発熱外来棟を開設する取り組みも見られた(表1)。

多くの徳洲会病院が入院の受け入れも行っており、10月末時点で38病院がコロナ専用病床を確保。隔離病棟を設け、ゾーニング(区域分け)を徹底し、スタッフへの定期的なPCR検査の実施など各病院が工夫しながら対応。プレハブの専用病棟を設ける動きもあった(表2)。

感染予防を徹底し新型コロナ患者さんに食事を提供(2月、葉山ハートセンター)感染予防を徹底し新型コロナ患者さんに食事を提供(2月、葉山ハートセンター)

研究活動にも取り組み、「アビガン」(一般名:ファビピラビル)の有効性・安全性を検討する多施設共同の臨床試験(介入をともなう特定臨床研究)に複数のグループ病院が参画などした。

さらに、徳洲会感染管理部会はWEB会議を重ね対応を定期的に協議。グループ病院・施設に対しタイムリーに具体的な感染対策を提示しながら周知・徹底を呼びかけたり、グループのスケールメリットを生かし各病院・施設の支援に努めたりした。

このほか、オンライン診療やAI(人工知能)問診といった感染予防と親和性の高い先端的なツールも導入・活用しながら日頃の診療に取り組んだ。

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