2020年(令和2年)8月31日 月曜日 徳洲新聞 NO.1251 四面
江原・湘南藤沢病院副院長
ベストドクターに選出
Best Doctors in Japan 2020-2021 の賞状
湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)脊椎(せきつい)センター・脊柱側彎症(せきちゅうそくわんしょう)センターの江原宗平・副院長兼同センター長は「Best Doctorsin Japan 2020-2021」に選出された。Best Doctorsは医師同士の相互評価であるピアレビューで選ばれる。
選出方法は、前回Best Doctorsに選ばれた医師が、自分や家族の治療を誰に任せるかという観点で、自分と同じ専門分野か関連する分野から医師を推薦、その調査結果を基に決定。
今回は全国で7164人が選出。18年末時点で国内に約32万7000人の医師がいるため、全体に占める比率は約2・2%。およそ45人に1人だ。
江原副院長の選出は同2016-2017に続き二度目。江原副院長は「二度目の選出で驚きました。とにかく『患者さんのために、より良い手術を』という思いで、自分なりに考え工夫しながら、これまで手術に明け暮れてきました。他の先生方に評価していただき光栄に思います」と喜びの声を挙げている。
同センターの手術総数は4417件(7月末時点)にも上る。同院の前身である茅ヶ崎徳洲会総合病院に同センターが開設された04年7月以来、約16年での達成だ。内訳は頸椎(けいつい)729例、胸椎(きょうつい)117例、腰椎(ようつい)2457例、難度の高い脊柱側彎症も1013例に達する。その他101例。
脊柱側彎症手術に取り組む江原副院長(左)
ARTIS phenoをはじめ高度な医療機器やシステムを駆使
江原副院長は大阪大学、信州大学、そして徳洲会グループで長年にわたり脊柱側彎症の治療に力を注いできた。同症は背骨がねじれながら大きくカーブする疾患で、彎曲(わんきょく)の大きい重度変形の治療には高度な技術を要する。こうした難しい疾患に対し、より安全・正確な手術を追求するために、最先端の医療機器を積極的に取り入れてきた。
同センターは現在、脊椎専用ハイブリッド手術室に高性能な多軸型CT(コンピュータ断層撮影)様画像撮影装置「ARTIS pheno」を導入し、連動する手術台、リアルタイムナビゲーションシステムを活用している。
また、内視鏡を用いた小切開前方矯正固定術という術式を自ら考案し実践。傷痕が目立ちにくいため、若い女性を中心に喜ばれている。最近では、手術台の上で脊柱変形をできるだけ矯正してから手術を開始するための牽引(けんいん)手術システム(CORRECTION BOX)という器具も開発。日々、手術法の改善に余念がない。これまでの業績や治療に向き合う姿勢、実行力が他の医師から評価を得た要因といえる。