2020年(令和2年)5月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1236 一面
新型コロナ対策
人間ドック・健診・巡回健診
バス業務の再開について通知
徳洲会感染管理部会と健診部会
徳洲会感染管理部会と健診部会は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響で休止していた人間ドック・健診・巡回健診バス業務の再開に関する通知を発した。
徳洲会グループ全施設は5月6日まで同業務を休止・延期していたが、これらの業務に関係する5団体(日本総合健診医学会、日本人間ドック学会、全国労働衛生団体連合会、全日本病院協会、日本病院会)から5月1日付で統一的な見解が示されたことをふまえ、グループ幹部会で協議した結果、今後の緊急事態宣言の解除などにかかわらず、関係地域や院内の状況を十分に考慮したうえで、7日以降の再開を決定した。
ただし、業務の再開にあたっては、5団体を含む関係8団体の通知「健康診断実施時における新型コロナウイルス感染症対策について」を順守すると同時に、受診者への十分な説明を行う。
関係8団体が発した通知は「健診実施機関の対応」と「受診者にお願いする事項」からなり、前者は、いわゆる3密(密閉・密集・密接)を回避し受診環境の確保に努めることを基本姿勢とし、施設でのマスク着用や1時間に2回以上の換気などに加え、健康診断項目ごとの留意事項、巡回型健診などについて明記。後者は、事前に受診者に伝えるべき項目や、基本的に受診者自身がマスクを用意することなどを列挙している。なお、通知内容は新たな知見などが得られた場合、改訂する。