2020年(令和2年)5月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1236三面
顔の見える関係強化
福岡病院看護部 地域交流会を開く
懇親会も行い交流。司会の荒木伴宏・看護師長(右)の紹介で挨拶に立つ国立病院機構福岡病院の坂東佳代子・看護師長(中央)
福岡徳洲会病院は看護部地域交流会を開いた。地域医療支援病院として地域の看護師の資質向上、連携強化を目的に2014年度から看護部が主催。今回は開院40周年を記念し、院外で2月14日に実施した。「地域包括ケア」をテーマに国公立病院、一般病院など18施設から看護管理者約80人が参加した。
会は瀬上希代子・看護部長の挨拶でスタート。開院40年に触れ、あらためて出席者に謝意を示すとともに、毎年、自院で開く地域連携登録医制度連絡協議会を例に交流を深める重要性を強調、「看護管理者間の距離が縮まる場になれば」と期待を寄せた。
その後、山下順子・副看護部長による司会の下、参加施設が自院の取り組みなどを発表。徳洲会グループでは、二日市徳洲会病院(福岡県)の岡村惠己・看護責任者が筑紫医療圏唯一の障害者病棟を有していることや、福岡県の小児慢性特定疾病児童等レスパイト支援事業にも積極的に取り組んでいることを説明した。透析治療も入院・外来で増加傾向にあることをアピールした。
福岡徳洲会病院の今村真弓・入退院支援センター看護副主任は19 年5月に開設した同センターの運用、支援内容について紹介。事例も示し、地域のケアマネジャーや介護事業所と連携して入院に不安を抱いていた患者さんが無事に入院・手術できたエピソードなど報告した。
グループ外では、緩和ケア認定看護師が院内での役割や緩和ケア相談の現状、地域で取り組んでいる看取りネットワークの確立から活動成果など発表した。
会は2時間で終了。懇親会も行い、参加者は「他の医療機関について知ることができて良かった」、「連携の大切さを痛感した」、「顔の見える関係が築けた」など一様に満足げだった。
福岡徳洲会病院では毎年、看護部長を中心に看護管理職者が各種研修の案内で、地域の病院や介護施設、在宅医療・介護の事業所など計150カ所を訪問、情報交換、連携強化に努めている。