2020年(令和2年)5月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1236 四面
徳洲会「結の島ナース」
ホームページ改善採用へ訴求力向上
ジャパンハート吉岡・最高顧問
名瀬&徳之島病院訪問
ホームページ改善などアドバイスする吉岡・最高顧問(中央奥)
徳洲会グループ離島ブロックの6病院が2018年に立ち上げた看護師を対象とする採用プロジェクト「結(ゆい)の島ナース」。名瀬徳洲会病院、笠利病院、瀬戸内徳洲会病院、喜界徳洲会病院、徳之島徳洲会病院、沖永良部徳洲会病院(すべて鹿児島県)で働くことを希望する看護師の採用窓口を一本化するのが狙いだ。
“離島医療を守る”という思いが一致し、結の島ナースの立ち上げ当初から、国際医療支援に取り組むNPO(特定非営利活動法人)ジャパンハートと協力関係を構築。ジャパンハートは「離島・へき地医療を学びたい、貢献したい」という思いをもつ看護師と病院との間を仲立ちするRIKAjob(リカジョブ)というサイトを運営し、これまでに青森県や宮城県、島根県、長崎県にある病院に加え、徳洲会の離島病院にも看護師を紹介してきた。RIKAjobは、NGOとして離島・へき地医療の人材支援を目的に、病院や看護師から派遣料・登録料など一切とらずに運営。結の島ナースの訴求力を高めるため、事務局(名瀬病院)が中心となり順次、ホームページ(HP)を改善。3月中旬にはジャパンハートの吉岡秀人・最高顧問が、グローバル人材育成事業担当の西海茜看護師とともに名瀬病院と徳之島病院を訪れ、打ち合わせに参加し改善策などアドバイス。瀬戸内病院や笠利病院の担当スタッフも名瀬病院での会合に参加した。
会合ではまず、事務局を担う名瀬病院の肥後友崇・総務課副主任が採用実績やHPへのアクセス状況などを報告。3月17日時点で、これまでに結の島ナースから9人、RIKAjobから25人が実際に離島病院に入職した(入職予定者含む)。
吉岡・最高顧問は「社会貢献したいという意欲をもった方々が増えており、『半年や1年間、離島で働いてみたい』という都市部の看護師は少なくありません。離島病院群の魅力をアピールしながら認知度を高め、地道に取り組んでいけば、熱意がありモチベーションの高い看護師の応募が増えていくと思います」と期待している。