徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)3月2日 月曜日 徳洲新聞 NO.1225 三面

オランダ留学でPh.D.取得
日常診療に役立つ知見発信 片桐・札幌東病院医長

博士学位授与証を手にする片桐医長(中央)。その左2人目が山崎副院長 博士学位授与証を手にする片桐医長(中央)。その左2人目が山崎副院長

札幌東徳洲会病院循環器内科の片桐勇貴医長は約2年間、オランダに留学、Ph.D(. 博士号)を取得した。留学先は欧州の循環器内科診療・研究のトップクラスの施設であるアムステルダム大学アカデミックメディカルセンター(AMC)。期間は2016年9月から18年10月。審査を経て昨年11月26日に学位授与式が現地で行われた。

今回の留学は札幌東病院の山崎誠治・副院長兼循環器内科部長の尽力により実現。片桐医長は2年間、ロッテルダム市内にあるコアラボという同センターの研究施設で多忙な日々を送った。日中はコアラボの画像解析など業務を手伝い、業務後の時間や週末を自身の研究に充てた。筆頭著者として約10本、第2、第3著者として約20本の論文を作成した。

学位論文は、それら論文をまとめ上げた集大成だ。その中心となる論文では、冠動脈病変に対するBRS(生体吸収性ステント)とDES(薬剤溶出性ステント)による治療から3年後を比較し、BRSがより血管のリモデリング(内腔(ないくう)の拡大をともなう血管拡大)に寄与することを明らかにした。「留学を通じ人脈ができたことが大きい」と片桐医長。「当院の症例数の多さを生かし、日常診療に役立つ知見を発信していきたい」と抱負を語る。山崎副院長は「片桐医長がモデルケースとなり、当院に若い医師がもっと集まるようになれば嬉しい」と話している。

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