徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)3月2日 月曜日 徳洲新聞 NO.1225 一・二面

台風対策を強化
館山病院 新病院の仕様変更も

防災委員会参加者は各部署の実務者を中心に30人ほど防災委員会参加者は各部署の実務者を中心に30人ほど

館山病院(千葉県)は昨年の台風被害を受け対策を強化している。同院では防災委員会を毎月開き、防災計画やBCP(事業継続計画)の見直しなどを実施。出席者はこれまで院内の各部署代表のみだったが、昨年11月から施設内の委託保育所にも参加を要請。災害時の対応や連絡方法を防災マニュアルに組み込むなど、より範囲を広げて対策を講じている。

同院には台風に特化したマニュアルはなかったが、宮古島徳洲会病院(沖縄県)の「台風マニュアル」を取り寄せ、同院の状況に合わせた内容に改変。田村秀禎・事務次長は「宮古島病院のマニュアルで、台風に対し備えるべき項目がわかったので、とても参考になりました」と述懐。

また、昨年の台風で破損した箇所の補修を進めると同時に、新たに強化すべき箇所を洗い出し補強も進めている。

設備の強化は2022年に予定している新築移転先でも同様だ。1階に設置予定のコミュニティースペースは、災害時の避難場所になることを想定しているが、全面ガラス張りのため飛来物による破損が危惧される。そこで、新たに取りはずし可能なメッシュネットを取り付けるように仕様を変更。田村次長は「ちょうど新病院の設計を詰めている段階でしたので、タイミングが良かったです」と笑みをこぼす。

さらなる課題として、昨年の台風では経験しなかった停電対策を挙げる。同委員会では電源車要請連絡網、非常電源システムの見直し、紙ベースで行う検査オーダーの確認を進めるなど準備に余念がない。同時にエレベーターに閉じ込められた時の対応についても院内で再度周知した。

田村次長は「院内での対策とあわせ、地域医療連携の強化も竹内信一院長を中心に進めています。地域の災害拠点病院と協力し、後方支援病院としての役割を全うするために、顔の見える関係を築き、準備していきます」と意欲的だ。

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