徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)1月13日 月曜日 徳洲新聞 NO.1218 四面

宇治病院 開院40周年記念式典
今後も医療機能の充実推進
齊藤・看護部長が特別表彰受ける

宇治徳洲会病院(京都府)は府内のホテルで開院40周年記念式典・祝賀会を開催した。会場には宇治市長や京都大学医学部附属病院長、地元の医師会長ら来賓、徳洲会関係者、宇治病院と関連施設の職員らが詰めかけ盛大に祝った。歓談中、末吉敦院長が徳洲会グループ初となるハイブリッドER(救急外来)など新鋭設備や特徴的な医療機能を紹介。また齊藤文代・看護部長が長年、看護体制の充実に努めた功績により特別表彰を受けるひと幕もあった。

「今後も最善の医療を追求してまいります」と鈴木理事長 「今後も最善の医療を追求してまいります」と鈴木理事長
「開院時は医師7人でスタート」と述懐する増田・ 名誉院長 「開院時は医師7人でスタート」と述懐する増田・ 名誉院長
「地域に貢献できる病院 づくりに励みます」と末吉院長 「地域に貢献できる病院づくりに励みます」と末吉院長

来賓の西脇・京都府知事の祝辞を松村部長が代 理で読み上げる 来賓の西脇・京都府知事の祝辞を松村部長が代 理で読み上げる
「宇治市民にとって非常に頼もしい存在」と山本市長 「宇治市民にとって非常に頼もしい存在」と山本市長
「山城北医療圏で中核 的な病院に成長」と宮本院長「山城北医療圏で中核 的な病院に成長」と宮本院長

会の冒頭、宇治病院の増田道彦・名誉院長は「当院は1979年12月に開院、徳洲会で7番目の病院です。当初は7人の医師でスタートし、紆余曲折(うよきょくせつ)を経て医師会加入、その後、医療機能を拡充するとともに規模も拡大してまいりました。末吉院長は、さらに当院を大きくする夢をもっていますので、皆様のご支援をよろしくお願いします」と開会の挨拶を行った。

続いて医療法人徳洲会の鈴木隆夫理事長(一般社団法人徳洲会理事長)は「現在、徳洲会は72病院をはじめ介護施設などを含めると約360施設を擁するグループに成長しました。私たちは“生命だけは平等だ”の理念を掲げ、『いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会』の実現を目指しています。これは宗教や国、人種の違いを乗り越え、世界の医療過疎地域にも医療を提供することを意味しています」とアピールした。

末吉院長は「95年に阪神・淡路大震災が起き、宇治市の防災対策を調べたところ、『防災白書』にこういう記述がありました。『宇治病院ができる前は、この地域は救急砂漠と呼ばれていた。市外救急搬送は、じつに70%を超えていた』。しかし、現在では宇治市の医療体制も充実し、この地域で90%程度の救急搬送を受け入れるまでになっています」と、同院が三次救急医療機関として年間9000件余りの救急搬送を受け入れていることを示唆。

続けて「私は34年前に研修医として徳洲会に入職しました。以来、一貫して、ひたすら地域住民の方々が必要とする医療を提供できるように頑張ってまいりました。医師確保にも努め、とくに小児科医は13人になる予定で、地域周産期母子医療センターとして安定した小児科医療を提供していきます」と抱負を語った。

職員がワンチームで努力

開院40周年を祝し鏡開き 開院40周年を祝し鏡開き

来賓祝辞では西脇隆俊・京都府知事の代理で松村淳子・健康福祉部長が「貴院は、変わりゆく医療需要に応じた地域密着型の医療機関として、府民の健康保持増進に多大な貢献をいただき、地域の拠点病院として府民に寄り添った医療を提供してこられました。また、地域がん診療連携拠点病院として、がん医療の充実に努めておられます」と、同院が山城北医療圏の人口約45万人のうち42%程度のがん患者さんを治療している実績を示唆した。

「私たちにとって、とても心強い存在」と森岡会長 「私たちにとって、とても心強い存在」と森岡会長
「今後も病診連携を密に し地域の先生方のサポートを」と辻会長 「今後も病診連携を密にし地域の先生方のサポートを」と辻会長
「カンパ〜イ!」と声高らかに乾杯の音頭を取る田村副会長 「カンパ〜イ!」と声高らかに乾杯の音頭を取る田村副会長

山本正・宇治市長は「貴院は重篤な救急患者さんを圧倒的に多く受け入れてきたことから、救命救急センターとして府から指定を受けられるよう尽力したことが懐かしく思い出されます。宇治市民が命を預けている病院として、2015年6月には新築移転され、医療機能を充実されました。医療と介護の分野で宇治市民にとって非常に頼もしい存在です。地域災害拠点病院としての機能もあり、さらなる体制の充実を期待しています」とエールを送った。

京都大学医学部附属病院の宮本享院長は「貴院は二次医療圏の山城北医療圏で中核的な病院に成長しています。私は脳外科医ですが、貴院に脳外科医を派遣するなど、マンパワー的な部分で協力させていただいております。今後も貴院の発展を祈念しています」と期待を寄せた。

「今後も看護体制の充実に努めます」と齊藤・看護部長 「今後も看護体制の充実に努めます」と齊藤・看護部長
「職員がワンチームとなって頑張ります」と丸山総長 「職員がワンチームとなって頑張ります」と丸山総長

綴喜医師会の森岡稔勝会長は「貴院は三次救急医療機関であり、私たちにとって、とても心強い存在です。また、医療従事者向けの研修会を年15回程度開催していただき、誠にありがたく思っています。末吉院長は非常にフットワークが良く、私たちを牽引(けんいん)してくださっています」と謝意を表した。伏見医師会の辻光会長は「貴院は地域医療支援病院として病診連携に力を入れてくださり、地区医師会の会長として、心強く思っています。今後も病診連携を密にし、医師会員の先生方を支えていただくよう、お願いいたします」と希求した。

この後、鏡開きを行い、宇治久世医師会の田村晃浩副会長が乾杯の音頭を取った。会の締めくくりには宇治病院の丸山立憲総長が登壇、「末吉院長の強力なリーダーシップの下、1500人余りの職員がワンチームとなって頑張ってまいります。また院外では連携強化に努めます」と誓い、盛況裏に閉会した。

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