徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)11月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1211 二面

病気のはなし⑨
妊婦の感染に要注意! りんご病(伝染性紅斑)

りんご病(伝染性紅斑)

りんご病は両頰に出現する紅斑が特徴で、ウイルスにより小児を中心に流行する発疹性疾患である。厚生労働省の感染症発生動向調査によると、4〜5年の流行周期を示し、今年も年始から夏にかけて流行した。

ウイルスに感染後10〜20日の潜伏期間があるが、この期間に感染が広がる可能性が高く、経路は飛ひ沫まつまたは接触感染が一般的。東京西徳洲会病院の金田成浩・小児科医長は「症状が現れる前に感染を広めてしまうので、防ぐのが難しい病気です」と説明する。

りんご病にかかっても小児であれば問題ないが、危険なのは妊婦。妊娠中に感染すると、胎児にむくみが出たり流産・早産の原因になったりする。金田医長は「小児期に、りんご病を経験していても、強い免疫ができる病気ではありません。もし罹患(りかん)した場合は、産婦人科で胎児の経過を慎重に観察することが重要です」とアドバイスする。

また、小児に、りんご病の症状が発生した場合、放っておけば治るため、受診しないケースもあるという。

金田医長は「全身に赤い発疹が現れる病気には、溶連菌感染症など別の病気の可能性もあります。自己判断せずに、小児科を受診してください」と注意喚起。

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