徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)10月21日 月曜日 徳洲新聞 NO.1207 三面

湘南鎌倉病院QI大会
薬剤部が最優秀賞受賞

宮田副主任(前列右)、種山・副技士長(その左)らが受賞 宮田副主任(前列右)、種山・副技士長(その左)らが受賞

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は9月20日、院内でQI大会を開催した。オーラルプレゼンテーション17演題に加え、今回から初めてポスターセッションも実施し、8演題がエントリー。冒頭、小林修三・院長代行は「QI大会は〝求愛〟大会でもあり、皆さんからの愛を求めて、患者さんにその愛を提供していくものです。1年に1回、医療の質について振り返り、院内で共有し、明日への診療に生かしていきましょう」と挨拶した。

結果は、最優秀QI賞に薬剤部の「薬剤師による入院前支援の取り組み~周術期の医療安全における薬剤師術前外来の取り組み評価~」、優秀QI賞にME室の「バスキュラーアクセス(VA)関連感染の低減化」、QI奨励賞に看護部の「手術中に待機している家族への支援」と「転倒転落予防(13階病棟)」、ポスター奨励賞に外科の「外科専攻医の負担軽減の取り組み」を選出した。

薬剤部は宮田祐一副主任が発表。手術予定患者さんに対し、薬剤師が外来面談を実施することは周術期の医療安全に有効か検証した。同院では2015年8月から薬剤師術前外来を開始、対象診療科(人工膝関節センター、泌尿器科、脳神経外科、産婦人科)で休薬指導率は37・9%だった。このうち入院時の休薬指示順守率は99・9%となり、患者さんの状況に応じた休薬指導・対応が必要と強調。「最終目標は対象を全診療科に広げていくこと」と締めくくった。

ME室は種山かよ子・副技士長(臨床工学技士)が発表。VAとは血液透析を行う際の患者さん側のアクセスルート。穿刺(せんし)前のシャント肢手洗い指導は、グラフト(人工血管)感染発生率低減化への対策として有効な手段となり得るか検証した。介入前の手洗い実施率は41・7%だったが、介入2年後には88・4%に上昇、グラフト感染発生率も介入前は月に100人中2・21人だったが、介入2年後にはゼロになった。「今後はグラフト以外のVA感染発生ゼロを目標として活動を続けていきたい」とまとめた。

PAGE TOP

PAGE TOP