徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)10月21日 月曜日 徳洲新聞 NO.1207 二面

病気のはなし⑤
ウイルス媒介する蚊に注意 デング熱

ウイルス媒介する蚊に注意 デング熱

沖縄県那覇市で9月、市内に住む70代女性がデング熱に感染していることが確認された。厚生労働省によると、海外のデング熱発生地域を旅行中に感染し、帰国後に発症する“輸入症例”が近年、全国で年間約200例に上る。だが、今回の那覇市の症例は国内での感染が否定できない患者さんだった。

デング熱はデングウイルスに感染することで発症。蚊(ヒトスジシマカやネッタイシマカ)が媒介し、ヒトからヒトへの直接の感染はない。潜伏期間は2~15日。初期症状は突然の発熱、頭痛、結膜充血などが多く、続いて全身の筋肉痛、骨関節痛、倦怠(けんたい)感を呈する。発症から3~4日後には胸部や体幹から始まる発疹が出現し、顔面や四肢にも広がる。現在、ワクチンはないため予防が重要だ。

徳洲会グループ感染管理部会の副部会長を務める八尾徳洲会総合病院(大阪府)の渋谷豊克・感染対策室室長兼副看護部長(感染管理認定看護師)は「肌の露出を避け、虫よけスプレーを適切に使用するなどして、蚊に刺されないようにすることが大切です。また網戸などで屋内への侵入を防ぎ、住宅周辺では蚊の幼虫であるボウフラの発生源となる水たまりをつくらないように心がけましょう」と呼びかけている。

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