徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)9月2日 月曜日 徳洲新聞 NO.1200 三面

NPO法人TMAT
ロヒンギャ難民に医療支援

TMAT隊員の河内副院長(右から2人目)と鈴木医長(その左)) TMAT隊員の河内副院長(右から2人目)と鈴木医長(その左)

NPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)は昨年11月23日から1週間、ミャンマーの少数派イスラム教徒であるロヒンギャ難民に医療支援を行うため、バングラデシュの難民キャンプにTMAT隊員の医師2人を派遣した。湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の河内順・副院長兼主任外科部長と福岡徳洲会病院の鈴木裕之・救急科医長。難民への医療支援はTMATとして初。

ロヒンギャ難民は難民キャンプで約100万人が生活している。今回は現地で医療支援活動を行っているNPO法人AMDAバングラデシュ支部に協力する形で支援、同支部が仮設診療所を開設しているエリアで活動した。

患者さんの多くは女性や子ども、高齢者で、仮設診療所には1日平均120人程度が訪れた。主訴は感冒症状、発熱、消化器症状、皮膚症状が多く、妊婦さんの姿もあった。医薬品などは外国からの持ち込みが厳しく規制され、原則、バングラデシュ国内の医薬品などだけを使用。また、言葉の壁にも悩まされながらも精力的に活動した。

速報―九州北部豪雨へ先遣隊

先遣隊2チームは杵藤保健福祉事務所で情報収集 先遣隊2チームは杵藤保健福祉事務所で情報収集

TMATは8月29日、九州北部を中心とした記録的な大雨により甚大な被害を受けた佐賀県に先遣隊を派遣。県内では100カ所以上の避難所が開設され、2000人ほどが避難所に身を寄せていた。

先遣隊のメンバーは福岡徳洲会病院から4人、長崎北徳洲会病院から3人。同日昼過ぎに佐賀県武雄市の杵藤保健福祉事務所に到着し、情報収集を行った。その後、2隊に分かれ武雄市内にある避難所を訪問、その評価結果を杵藤保健福祉事務所に設置された対策本部に報告した。

夜には佐賀県庁で行われた医療調整ミーティングに参加、医師会やDMAT(国の緊急援助チーム)、日本赤十字社などと活動方針を協議した。結果、①支援が必要な地域は大町町のみ、②避難所の環境は安定、③周辺医療機関との連携が取れており、医療ニーズがない――などの理由から、TMATとしての活動を終えることを決定。

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