徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)9月2日 月曜日 徳洲新聞 NO.1200 三面

齋藤・湘南鎌倉病院総長――
松尾・八尾病院循環器内科部長
海外でカテ治療・指導

現地の医療水準向上に貢献

「国ごとに支援ニーズはさまざま」と齋藤総長 「国ごとに支援ニーズはさまざま」と齋藤総長

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の齋藤滋・総長兼循環器科主任部長は、これまで世界5大陸にわたる多数の国々を訪れ、現地の医療者に対するTRI(経橈骨(とうこつ)動脈冠動脈インターベンション)の技術指導や普及に務めるとともに、現地のCTO(慢性完全閉塞疾患)患者さんへの治療も実践するなど、積極的に国際医療支援活動に取り組んでいる。TRIは出血量や合併症が少なく、入院期間がより短いなどのメリットがある。

たとえば虚血性心疾患の罹患(りかん)率が高い中南米諸国に対しては、JICA(国際協力機構)のTRI普及事業に協力。同事業終了後も中南米諸国への支援活動を継続しており、「国ごとに支援ニーズはさまざまですが、たとえば心血管疾患が増加しているメキシコでは術者の増加と効率的な医療の必要性が高まっています」と、医療者のさらなる育成に注力する意向だ。

「目の前の患者さんを救える医師の増加に期待」と松尾部長 「目の前の患者さんを救える医師の増加に期待」と松尾部長

10月にはインドネシアの病院から循環器内科医の研修を受け入れる予定もある。また齋藤総長は国内外を飛び回り、カテーテル手技のライブデモンストレーションやワークショップ(体験型講座)を行うなど、多様な形態で医療者の育成に尽力している。

また、八尾徳洲会総合病院(大阪府)の松尾浩志・循環器内科部長は、海外の医療機関からの招聘(しょうへい)に応じ、現地の患者さんの治療を行っている。さらに、現地の医療スタッフに心臓カテーテル治療の技術指導を行い、医療水準の発展に貢献している。


松尾部長(左から2人目)は海外で
CTOの治療・指導を実践 松尾部長(左から2人目)は海外でCTOの治療・指導を実践

松尾部長はこれまでに中国、ベトナム、インド、スリランカ、韓国、マレーシアなどアジア各国を歴訪。現地では主にCTOの治療にあたっている。滞在中は朝のカンファレンス後から夜まで1日に5症例ほど施行。「指導した医師が患者さんを治療し、さらに次代の医療者を育成する。それによって“目の前の患者さんを救える医師” が増加していくことを期待しています」と松尾部長は話している。

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