2019年(平成31年)3月4日 月曜日 徳洲新聞 NO.1174 二面
花粉症は治るの?
新規治療法が続々
2月19日に九州北部と山口県で「春一番」が吹き、花粉症の方には、つらい季節がやって来た。今年は本州北部で花粉が多くなると予想されており、予防は必須だ。
八尾徳洲会総合病院(大阪府)の石垣早知子・小児科部長は「花粉症はスギ花粉で知られていますが、雑草やダニでもアレルギー症状を引き起こす場合があり、1年中我慢している方もいます。倦怠(けんたい)感でQOL(生活の質)が半分以下になるという研究結果もあるので、鼻や目だけ我慢していればすむとは言えません」と警鐘を鳴らす。
現在、最も苦痛の少ない治療法として、口に含むエッセンス錠を使う舌下免疫療法がスギ花粉に対し行われている。人によっては無症状になり「人生が変わった」と言う方もいるほどで、8割くらいの方に効果がある。ダニでも同様の治療がある。
海外ではシラカバなど素材を用いた皮下注射治療(減感作療法に近似)もある。石垣部長は「我慢せず医師に、ご相談ください。以前の治療法が見直され、新しく、より良い方法ができています。外から入ってくる異物と戦う体の仕組みは、免疫やアレルギーなどと言われており、不明となっていた部分も少しずつ解明されつつあります」。