徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(平成31年)3月4日 月曜日 徳洲新聞 NO.1174 四面

若手医師の海外留学
野崎病院が積極支援

国際感覚やリサーチマインド養う

海外留学を応援する中川院長(中央)。右は新堂医長、左は前田医師 海外留学を応援する中川院長(中央)。右は新堂医長、左は前田医師

野崎徳洲会病院(大阪府)は若手医師の海外留学を応援している。脳神経センターの新堂昌宏医長は2007年に大学卒業後、同院に入職。中川秀光院長の勧めで14年から3年間、米国のMemorial Sloan Kettering Cancer Center(MSKCC)に留学し、脳腫瘍に関する基礎研究に携わった。「脳外のなかでも難治性の疾患である神経膠芽腫(こうがしゅ)の分子生物学について学び、がん代謝、がん免疫を応用した治療や画像診断の開発を行いました」と振り返る。

その後、新堂医長の活動を引き継ぐ形で、前田昌丈・脳神経センター医師が17年から同じ研究施設に留学。前田医師は新堂医長の後輩にあたり、14年に大学卒業後、初期研修3年次に同院に入職。中川院長の勧めもあり留学にチャレンジした。「少しでも良い治療につながる方法が見つかればと、海外で研究を行う決意をしました」。

両医師とも研究の経験がなく、「当初は不安でした」と口をそろえるが、事前に野崎病院附属研究所などで実験手技を学び留学に備えた。留学の意義について、いずれも「基礎研究がどのように臨床現場につながるのか実感できた。日本人のいない環境で仕事をし、生活することは公私ともに良い経験となりました」。

中川院長は若手医師の留学について、「これからの医師は海外の学会などで討議できる力が必要。そのために国際感覚を身に付けなければなりません。もうひとつは“リサーチマインド”の醸成です。疑問を追求する強い姿勢が臨床にも役立つと思っています」と今後も継続を約束した。同院附属研究所の由井理洋研究員(小児科医長)も自らの留学経験に触れ「この経験がふたりのキャリアで必ず役立つ時がきます」。

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