2018年(平成30年)7月2日 月曜日 徳洲新聞 NO.1140 四面
近畿救急医学研究会
若手医師の“登竜門”
岸和田徳洲会病院・初期研修医が発表
第117回近畿救急医学研究会(日本救急医学会近畿地方会)が神戸市内で開かれた。テーマは「DNAR~臨床倫理と法律の狭間で~」。このなかで岸和田徳洲会病院(大阪府)が7演題を発表、うち5演題を2017年に入職した初期研修医が口演(口頭発表)した。
多くは症例報告で、横山翔平2年次研修医は「海水溺水に気胸を併発した一症例」、篠﨑浩平医師2年次研修医は「口腔(こうくう)内出血の誤嚥(ごえん)による呼吸困難で来院した特発性血小板減少症の一症例」、飯野竜彦2年次研修医は「原因不明の脳炎からSIADH(ADH分泌不均衡症候群)を来した1症例」、林萌乃果2年次研修医は「腎腫瘍破裂の一症例」がテーマ。ほかに、「結節性多発動脈炎による腎破裂の一症例」と題し、山田元大・救急科医師らが発表した。症例報告以外では、弘中雄基2年次研修医が自院で経験した前頭葉脳挫傷患者さんをテーマに発表した。
同院救命救急センターの篠﨑正博顧問と鍜冶有登センター長も会場に足を運び、発表の様子を見守った。篠﨑顧問は「若手医師にとっての登竜門」として、毎年4月に入職した初期研修医に同研究会での発表を勧めている。「会の規模や開催時期などが、ちょうど良い」と今後も続ける意向を示した。