出張医療講演で講師を務めた林副主任（右）と、岩壁副主任（右から２人目）

湘南厚木病院（神奈川県）は厚木市内の温泉旅館で「骨粗しょう症予防の食事」をテーマに出張医療講演を行った。同院は市内の温泉旅館が取り組む旬の料理や温泉、運動などを組み合わせたプログラム“健康づくり大学”に、厚木市観光協会とともに講演やメニューのアイデア提供などで協力している。

取材で訪れたこの日、市内外から20人が参加。会場の七沢温泉「盛楽苑」で、講師を務めた同院栄養室の林慎一郎副主任（管理栄養士）は「カルシウム、ビタミンＤ、ビタミンＫなど、骨密度を増加させる栄養素を積極的に摂り、骨を丈夫にするのが骨粗しょう症の食事療法の基本です」と説明。

総務課の岩壁秀夫副主任は「神奈川県は未病対策に力を入れています。当院はこれからも皆さんが病気にならない身体づくりのお手伝いをしていきたい」と呼びかけた。