徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)3月26日 月曜日 徳洲新聞 NO.1126 三面

湘南鎌倉総合病院
医療の標準化を推進

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は第2回クリニカルパス大会を開催した。パスは、患者さんに実施する処置や検査、服薬など治療や看護ケアの内容をスケジュール表にしたもので、医療者ごとの判断によるばらつきを抑え、医療の標準化に寄与する。今回は“外傷整形”がテーマ。多くの職員が会場に足を運び、情報共有を図った。

第2回クリニカルパス大会開催

外傷整形をテーマに大会を開催 外傷整形をテーマに大会を開催

島袋朋子・副看護部長(クリニカルパス委員会副委員長)の開会挨拶に続き、クリニカルパス委員会事務局を務める山口純和・情報システム室主任(現・湘南藤沢徳洲会病院情報システム管理室主任)が、実際に使っているパスの画面や導入のメリット、使用可能なパス一覧、委員会の活動内容などを紹介。

続いて外傷センターの吉田直記医師がアンケート結果からパス導入の利点として「検査や処方などオーダーミスの心配がない」などを挙げた。入江祐斗看護師はパス導入の経緯を述べたうえで「看護師による入院時入力項目(看護計画・アナムネ=問診)の所要時間が大幅に減少しました」と報告。

大森俊和・薬剤部副主任は外科系病棟でNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)による有害事象に関連した薬剤師介入事例などを紹介した。野田玄リハビリテーション科副主任(理学療法士)は、パス導入で在院日数が減少したことなどを報告。今後の課題として「アウトカム(結果)のデータ蓄積」を挙げた。

続く2人は第18回日本クリニカルパス学会学術集会で発表した演題を紹介。入澤明子・看護副主任は「白内障手術患者に寄り添う看護師のパス活用」、肝胆膵(すい)外科の柏木宏之部長(クリニカルパス委員会委員長)は「腹腔(ふくくう)鏡下胆のう摘出術パスの実際およびグループ共通パスの取り組み」と題し報告した。

最後に特別講演として湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)のパス委員である田畑梨紗・看護副主任が効率的なパス作成方法をテーマに講演を行った。

閉会挨拶で柏木部長は「パスは医療の質の底上げに有用です。患者さんに、より良い診療を提供していけるよう、皆で話し合いながらパスをつくっていけたらと思います」と今後の取り組みに意欲を見せた。

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