2017年(平成29年)11月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1109 二面
天皇・皇后両陛下
屋久島など離島3島ご訪問
屋久島では沿道に島の方々数千人が国旗の小旗を打ち振り、両陛下を歓迎
天皇、皇后両陛下は11月16日から3日間、鹿児島県の屋久島、沖永良部島、与論島の離島3島を訪問された。両陛下のご訪問は屋久島が皇太子、同妃時代の1972年以来45年ぶり。沖永良部島、与論島は初めて。
16日、屋久島で2015年5月に爆発的噴火が起きた口永良部島の被災者5人とご懇談。口永良部島の新岳は全島民137人が約12㎞離れた屋久島に避難。避難指示がすべて解除されたのは16年10月で、島民の方々はその間、屋久島の仮設住宅などで暮らした。
天皇陛下は去年8月のビデオメッセージで、離島へのご訪問を「天皇の象徴的行為として大切なものと感じてきた」と話されており、口永良部島の島民は「小さな島の被災なのに、両陛下が忘れずにいてくださったことが嬉しい」と話し、16日は島民の約半数にあたる56人が船で屋久島に渡って両陛下をお出迎えした。
17日は与論島で、沖合に浮かぶ幻の砂浜と言われる「百合ケ浜」をご見学後、室町時代から伝わる国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統の「与論十五夜踊り」を鑑賞された。18日は沖永良部島の小学校で児童の黒砂糖づくりをご視察。屋久島、沖永良部島、与論島には徳洲会病院があり、自治体からは「万一の事態に備えてほしい」との要請が出ていた。