徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)10月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1104 二面

女性の長寿世界一
最後の19世紀生まれ
喜界島の田島ナビさん

診察する牧研修医の手を握って離さないナビさん 診察する牧研修医の手を握って離さないナビさん

1900(明治33)年生まれの田島ナビさんは、鹿児島県大島郡喜界町荒木地区出身。世界最後の19世紀生まれで日本の最高齢記録を更新した。夫の富二子さんと喜界島でサトウキビ栽培などに精を出したが、その夫は95歳で逝去。その後は、長男宅で暮らし、2002年2月に特別養護老人ホーム喜界園に入所。

喜界徳洲会病院に研修で参加している宇治徳洲会病院(京都府)の牧秀則・初期研修医がナビさんの診療に対応。牧医師は「きちんと食事(ゼリー・ミキサー食)も摂取されており、こちらからの声かけに対し、手振りなどでのコミュニケーションも取れています」と話す。診察当日はナビさんの機嫌が良く、牧医師の手をしっかりと握った。ナビさんは、入所当時は杖をついて歩行できたが、転倒による骨折で車いす生活を余儀なくされ、現在は、ほとんどベッドで寝る日々。しかし、元気な日には大好きな島唄に合わせて手踊りをする。

「現状としては、特別に異常な所見もなく、良好に経過しています」と牧研修医。1日3回の食事を欠かさず、粥や味噌汁など5品をミキサーにかけたものを摂っている。家族や親族の話によれば、奄美に伝わる発酵飲料が好物。魚や野菜を中心に何でも食べた。

鹿児島県は敬老の日の9月18日、ギネスブックで世界最高齢に認定されたナビさんに対し、祝い状と記念品を贈呈。三田園訓・鹿児島県知事が喜界園を訪れ、「今後ともご健康で、ますます長生きを」と祝福の言葉を送った。長寿世界一が認定された段階で、県民栄誉賞が授与される予定だ。祝い状の贈呈式には、長男をはじめ孫や曾孫が出席。祝い唄の「朝顔節」、「喜界やよい島」が披露された。

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