徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)10月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1104 二面

全国小学生学年別
柔道大会に医療協力
札幌徳洲会病院 黒川・脳外部長

札幌徳洲会病院の黒川泰任・脳神経外科部長は、北海道で行われた第14回全国小学生学年別柔道大会の「救護・医務」で協力した。今回、とくに脳震とうへの対応強化を図る大会運営側からの要請を快諾したことによるもの。北海道での同大会で脳神経外科専門医が協力するのは初めて。

「脳震とうの正しい知識を広めたい」と黒川部長 「脳震とうの正しい知識を広めたい」と黒川部長

大会は小学校5、6年生を対象とした柔道の全国大会。男女それぞれ2階級ずつ計8階級で競い合う。個人戦のみで団体戦は行わない。各都道府県のもち回りで毎年開催される。

今大会の救護・医務に協力した医師は、脳神経外科専門医の黒川部長と麻酔科専門医の資格をもつ道内の診療所で院長を務める女性医師の2人。近年、柔道に対するとくに頭部を中心とした安全対策強化が求められており、今大会を運営した北海道柔道連盟は脳震とうなどへの対応として両医師に協力を依頼した。北海道で同大会が開催されるのは2回目だが、両診療科の専門医が協力するのは初めて。

黒川部長は会場の一室で待機。大会中、けがなど医療が必要なケースは8例あったが、ほぼ軽症で実際に黒川部長が対応したケースはなかった。

今回、依頼を引き受けたのは「脳震とうに対する正しい知識の普及や安全強化に貢献できたらとの思いがあったから」と黒川部長。「脳震とうは明確な症状があれば、わかりやすいのですが、本人が気付かない場合があります。最近は脳震とうを繰り返すと、大きな障害が残るとの報告もあり、すごく難しく怖い病気です」と指摘。

競技の特性上、両足をいっぺんに払われ、頭部に強い衝撃を受けやすい代表的な競技を「柔道とスノーボード」とし、「コーチや家族など周囲にいる人は選手を注意深く見るとともに、どこかいつもと違う様子が見られた時は競技をストップする勇気をもっていただきたい」と注意喚起している。

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