2017年(平成29年)7月31日 月曜日 徳洲新聞 NO.1093 三面
大垣徳洲会病院
災害拠点病院目指す
DMAT2チーム目結成
医療機器や医薬品を搭載するDMAT専用車両
大垣徳洲会病院(岐阜県)は日本DMAT(厚生労働省が認めた専門的な研修・訓練を受けた災害派遣医療チーム)2チーム目を結成した。同院は地域医療の充実とともに災害時にも一層の地域貢献を果たすため、地域災害拠点病院の指定を目指している。日本DMAT結成はその一環。2015年9月に1チーム目を結成しており、2チームとも岐阜DMATとしての登録も行っている。
昨年12月に兵庫県災害医療センターで行われた研修に参加し、日本DMAT隊員として登録を行ったのは整形外科の仙石昌也医長、看護部の中村百合看護師、城川康之看護師、リハビリテーション科の辻量平主任(理学療法士)、検査科の田邉誠・臨床検査技師の5人。辻主任と田邉・臨床検査技師がロジスティクス(物資調達や調整業務など)を担当する。
また同院は2チーム目を結成するのに合わせてDMAT専用車両を導入。「搬送用人工呼吸器や生体情報モニター、ポータブル型超音波画像診断装置、除細動器などの医療機器や医薬品などを搭載しています」と、1チーム目の日本DMAT隊員である若松祐義・総務課職員は説明している。