徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)7月31日 月曜日 徳洲新聞 NO.1093 一面

NPO法人TMAT
御船町長から感謝状

地元の保健師ら寄せ書きも熊本地震での医療救護活動

右から鈴木理事長、藤木町長、福島理事長、野口・事務局員 (上)健康づくり支援課職員から贈られた感謝状は熊本弁。趣旨は「あなた方は熊本地震の際に私たちの町の医療救護活動で精力的に取り組んでいただきました。すぐに来ていただいた時は、神様が来られたように思いました。そして、必要な時を見極め、さっと帰られた姿勢は本当に素晴らしかったと思います。また、『保健師さん休んでください』との言葉をいただいた時は涙が出るくらい嬉しかったです。この感謝状を贈って心からの感謝の意を表します」。(下)寄せ書きには、感謝の気持ちを綴ったメッセージとTMAT 隊員らとの写真

NPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)は昨年4月に発生した熊本地震で、熊本県御船町での医療救護活動に大きく貢献したとして藤木正幸・御船町長から感謝状を受けた。都内のTMAT事務局に藤木町長自ら持参し、福島安義TMAT理事長、鈴木隆夫・一般社団法人徳洲会理事長に直接手渡した。

藤木町長名が記された感謝状以外に、同町健康づくり支援課職員一同による熊本弁で綴られた感謝状、さらに地元の地域包括支援センター職員や保健師らによる寄せ書きも贈られた。藤木町長は事務局で約1時間、福島理事長、鈴木理事長、野口幸洋TMAT事務局員と面談。震災当時の様子を振り返りながらあらためてTMATに謝意を示すとともに、町を挙げて復興に取り組んでいることを説明した。福島理事長らは一日も早い復興を願うと同時に、今後も国内外で災害が起こった際に医療支援活動を継続していく意向を伝えた。

TMATは熊本地震発災直後から支援体制を構築。13日間で延べ125人(医師19人、看護師53人、薬剤師9人、その他44人)の隊員が御船町、南阿蘇村、熊本市南区の3地区で約1,700人を診療した。

右から鈴木理事長、藤木町長、福島理事長、野口・事務局員 右から鈴木理事長、藤木町長、福島理事長、野口・事務局員

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