徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)7月3日 月曜日 徳洲新聞 NO.1089 三面

日本外傷学会
重度開放骨折で講演
湘南鎌倉総合病院 土田センター長

「Fix and Flapの概念を一般化すべきです」と土田センター長 「Fix and Flapの概念を一般化すべきです」と土田センター長

土田芳彦・湘南鎌倉総合病院(神奈川県)外傷センター長(湘南厚木病院兼務)は6月1日、第31回日本外傷学会総会・学術集会で教育講演を行った。テーマは「重度四肢開放骨折治療のあり方(現状と課題)」。

開放骨折とは、折れた骨が皮膚を突き破り体外に露出する骨折で、骨、筋腱(きんけん)、神経血管、皮膚が複合的に損傷している状態をいう。この治療は三次救急病院(重篤な患者さんに高度な医療を提供する施設)のほとんどで現状では難しいことを強調。Fix and Flap(骨接合と同時期に皮弁形成術を行う手技)を専門的治療として、もっと一般化すべきことを提案した。

症例を提示しながら、整形外科と形成外科の同時アプローチが機能の回復、審美的外観、感染症など予後を改善することを説明。とくに重度の治療には創意工夫が必要であり、「マニュアル化」よりも「考え方自体」を学ぶ必要があるとした。

同時に集学的治療(整形外科・形成外科・血管外科)を行える外傷整形再建外科医と専門施設の必要性を説き、日本では、まだ不足している現状を指摘。

最後に土田センター長は自院の実績を示しながら、「時代は変わってきています。重度四肢外傷患者さんは治ります」と、専門施設の全国的な構築を訴えた。

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