徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)08月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1557 3面

コメディカル部門で初めて
日高病院が地元の高校生向け職業体験

合同職業体験で臨んだ(左から)田上未紗栄養士、今係長、二口南希・臨床工学技士、疋田千珠薬剤師、水谷薬局長

日高徳洲会病院(北海道)は7月26日、地元の高校生25人を招き、医療職の体験イベントを開催した。将来の安定した人材確保が狙いだ。

「当院は札幌市から車で2時間以上離れていることから、医療技術職の養成校が集まる都市部に進学した学生はUターンしにくい傾向にあります」と、運営に尽力した薬剤科の水谷雅子薬局長は、へき地でのリクルートの難しさを話す。そこで、従来は看護部のみ行っていた職業体験を、看護に比べ仕事内容が知られにくいコメディカル部門への関心を高めようと、薬剤、栄養、リハビリテーション、検査、臨床工学の5科が初めて合同で企画した。

薬剤科では、菓子を使った薬剤の一包化や軟膏をつくる体験、同院の特色である多種多様な漢方薬の紹介。栄養科は「普通の食事と腎臓病食は何が違うか」をクイズ形式で出題し、肉の量や低タンパク米などの違いを実物で示した。リハビリテーション科は理学・作業・言語の3療法を説明し、言語聴覚療法では、とろみ剤を加えた飲み物をつくって味わってもらう試みを取り入れた。検査科と臨床工学科は、学生同士で検査などを「する側」と「受ける側」の両方を体験してもらうなどした。

参加した高校生は「病院にはいろいろな職種があることを知りました」と話し、中心となって企画したリハビリテーション科の今礼子係長(言語聴覚士)は「当院で働きたいと思ってもらえたら」と期待を寄せていた。

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