徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)08月03日 月曜日 徳洲新聞 NO.1554 3面

茅ヶ崎病院が救急搬送研修会
お迎え搬送や転院搬送強化
24時間対応の救急車2台体制へ

安全に搬送するためのポイントなどを習得した茅ヶ崎病院スタッフ

茅ヶ崎徳洲会病院(神奈川県)は7月9日、茅ヶ崎市消防本部から救急隊員を招待し、救急搬送研修会を開催した。公的救急車を呼ぶか迷うような軽症~中等症の患者さんを、自院の救急車で介護施設などに迎えに行き受け入れる「お迎え搬送」や、医療上の理由により、患者さんを他院に移す「転院搬送」を行うための体制構築が目的だ。同院の看護師や事務職員ら約20人が参加した。

研修会は同消防本部の救急車2台を使用し、2グループに分かれて実施。同消防本部の4人の救急隊員が、ストレッチャーの操作方法や、患者さんの搬送時の注意点などについて、現場の具体的な知見に基づきレクチャーを行った。また、同院職員が患者役を務め、搬送時を想定した訓練も実施。実際にストレッチャーに寝て、救急車への乗り降りや高さの調整などを体験した。

「今回、レクチャーいただいた内容をしっかりと日々の運用に反映させ、より安全で質の高い医療サービスの提供に努めてまいります」と企画室の餅田隆主任は抱負を語る。同院は年間2,000件以上の救急搬送を受け入れ、地域の救急医療に貢献。また昨年から今年にかけ40床増床し計172床にまで拡大、増床分を活用し地域包括ケア病棟(40床)を整備するなど病院機能の充実に努めている。

地域医療へのさらなる貢献として、自院救急車を活用したお迎え搬送に力を入れていく計画。そのため地域の診療所や介護施設、訪問看護ステーションなどを対象に、24時間365日対応のホットラインを開設した。これらの施設・事業所と連携することで、治療が必要な患者さんを迎えに行き、早期診断・治療につなげ、地域包括ケア病棟などを活用し患者さんの回復を支えていきたい考えだ。

同院は今後、地域の道路事情に合わせ小型救急車を新たに導入し、2台体制とする計画。

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