徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)08月03日 月曜日 徳洲新聞 NO.1554 2面

病気のはなし229
その場でできる対策を
新型コロナ感染症

新型コロナ感染症の感染者数がじわじわと増加している。2026年第29週(7月13~19日)の定点当たり報告数は全国で2.12人、36都道府県で前週比増。新型コロナ感染症は夏に流行するケースが多く、今年は昨年の増加傾向と似ていることから、8~9月にかけて流行する可能性がある。

とくに佐賀県の12.67人を筆頭に大分県10.29人、長崎県8.98人、鹿児島県8.47人と九州地方、愛媛県の10.74人が際立ち、西日本南部で感染者数が多い傾向だ。九州地方は地震の影響で避難所に多くの人が集まることもあるため、感染しやすい状況と言える。

新型コロナ感染症の主な初期症状は発熱、せき、倦怠感で、頭痛や味覚・嗅覚障害、下痢などを訴える人もいる。感染経路は飛沫や接触で、無症状感染者も全体の20%程度いると見られることから、近くに症状をもつ人がいない場合でも知らず知らずに感染のリスクにさらされていることもある。

避難所などで密の回避が難しい場合でも、水がある状況なら、こまめな手洗いを、水がなければ手のアルコール消毒や、手を洗っていない状態で食物を直接触らない(おにぎりなどはラップ越しにつかむ)、目をこすらない、タオルの共有は避けるなど、その場でできる対策を取りたい。

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