
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)08月03日 月曜日 徳洲新聞 NO.1554 1面
宇治チームを含む本隊第1陣が先遣隊に合流、診療を引き継ぎ体制強化
被災者さんの脚の創傷処置を行う町田医師
NPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)は令和8年熊本地震に対し、7月28日の発災直後に先遣隊を派遣。行政・医療機関や複数の避難所を訪問し診療ニーズなど調査を行い、八代市内で最大の避難所となっている「八代トヨオカ地建アリーナ」(30日時点で避難者約700人)を活動拠点とし、救護所を運営するとともに、近くの氷川町周辺の避難所にも目を配り、被災者への診療活動に尽力している。
先遣隊は福岡徳洲会病院から町田崇・救急科医員ら4人が出発。夜を徹して先遣活動を行い、行政の許可を得て29日午前9時半頃に同アリーナでの診療を開始した。28日は創傷処置など15人を診療。また同日、大隅鹿屋病院(鹿児島県)の隊員2人を徳洲会グループの鏡クリニックに緊急派遣。透析患者さんの受け入れ先の調整にあたった。
熊本地震のクラファンはここから
30日には本隊第1陣として宇治徳洲会病院(京都府)の伊藤真之介・総合診療科医員ら4人と、札幌東徳洲会病院の合田祥悟・集中治療センター副センター長ら7人が、それぞれ先遣隊と合流し診療体制を強化、外傷系を中心に56人を診療。合田医師らが夕診(午後7~10時)も行い、脱水などの症状から立てなくなった患者さんを救急搬送する場面もあった。先遣隊は31日で活動を終了。
現地災害対策本部に活動レポートを提出後、安堵の表情を浮かべるTMAT本隊4人(オレンジ色のヤッケ)
【続報】6月24日午後6時頃(日本時間25日午前7時頃)に発生した大規模地震で死者5,398人、負傷者1万6,740人超、避難民約2万3,000人(現地発表、7月26日時点)と甚大な被害が出ているベネズエラ。7月20日から現地で活動しているTMATは、ラ・グアイラ州で拠点を変えながら活動し、避難生活にともなう疲労や慢性疾患の悪化など内科疾患を中心に、25日までに約120人の患者さんに対応した。
現地の医療機関が順次業務を再開し、国外からの医療支援ニーズも収束しつつあるという現地災害対策本部の判断を受け、TMAT事務局は活動終了を決定。本隊4人は29日に無事帰国した。支援活動を目的としたクラウドファンディングも7月31日で終了。