徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)8月9日 月曜日 徳洲新聞 NO.1299 三面

上石・東京西病院初期研修医
股関節炎ともなう潰瘍性大腸炎

日本消化器内視鏡学会関東支部例会で報告

症例報告する上石・初期研修医(右は共同演者の山本龍一・肝胆膵内科部長)

東京西徳洲会病院の上石英希・初期研修医(2年次)は日本消化器内視鏡学会関東支部例会で1例報告を行った。会はオンラインで開催、上石研修医は自院から演題を発表した。演題名は「股関節(こかんせつ)炎を合併した潰瘍性大腸炎の1例」。

症例は10代の患者さんで、血便と下腹部痛、その後、左股関節の痛みで歩行困難となり同院を受診した。当初は化膿性股関節炎を考え抗菌薬を投与したものの、症状の改善が見られず、下部内視鏡を施行。潰瘍性大腸炎が考えられ、組織学的所見も矛盾しなかったため、ステロイド剤を投与した。1週間後に腸管の炎症反応は陰性化し、股関節炎症状も改善した。

上石研修医は、股関節炎をともなう潰瘍性大腸炎は比較的まれであることを紹介し、「関節症状が消化器症状に先行する例もあり、診断が難しい股関節炎では炎症性疾患の合併の可能性を考慮する必要があると考えます」と締めくくった。

同支部は現在、会員数1万1,000人を超え、例会を年に2回開いている。東京西病院は同例会での研修医による演題発表を2017年以降は毎回行っている。

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