徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)6月21日 月曜日 徳洲新聞 NO.1292 三面

湘南鎌倉病院
ロボでコロナ対策 神奈川県
実装事業施設に選定

「将来的には病院運営に役立つアプリ開発も」と芦原事務長

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は県の「新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」の実施施設に選定された。同県では「さがみロボット産業特区」の取り組みなどを通じ、生活支援ロボットの実用化や普及・活用を促進。今回、新たに新型コロナ対策に資する生活支援ロボットの実用化に向け、運用テストや効果検証を行う実装事業の実施施設を募っていた。

同院はこれまでに診療補助ロボット(アバター)やアンプルピッカー(医薬品自動ピッキングシステム)、案内ロボット(Pepper)などの導入実績があり、モデルケースの創出に積極的な姿勢を示していることから実施施設に選ばれた。

今後、同県が選定した課題解決事業者とともに、検証項目の設定や課題解決に向けたロボットの選定を行い、来年3月末までに10件程度の実証事業と効果検証に取り組んでいく予定だ。

同院の芦原教之事務長は「医療界はロボットやIoT(モノのインターネット)の導入が遅れていますが、新型コロナ対策として有用性の高い支援ロボットやIoTの技術は平時でも有効活用できると考えています。そこで実装事業などを通じ、当院が医療界にとっての"ショールーム"となり、医療と産業の発展に貢献したい」と意欲的だ。

具体的には、これまで人が行っていた業務のアシスト、自動無人化による感染拡大防止や医療従事者の負担軽減、経費削減につながるロボットを想定。たとえば清掃ロボット、院内の案内誘導などを行うサポート・モビリティ(移動の補助)、回診ロボット(自律的に移動する電子カルテカート)、会議・面談に用いるコミュニケーションロボット・IoT機器、患者さんの移動時など介助に使用するサポートスーツなど。

「将来的には専属のプログラマーを雇用し、病院運営に役立つアプリの開発などにも取り組んでいきたい」と芦原事務長は展望している。

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