徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)6月21日 月曜日 徳洲新聞 NO.1292 三面

徳洲会情報システム管理部会
クラスターの発生時
SE業務標準化協議

徳洲会グループ情報システム管理部会は5月25日、新型コロナ対応に関するWEB会議を開いた。メインテーマはクラスター(感染者集団)発生時のSE(システムエンジニア)業務の標準化。29人が参加し、病院SE以外にも、徳洲会感染管理部会メンバーやグループで導入している感染管理システムの開発業者が加わり、それぞれの立場で意見を交わした。

部会垣根越え多角的に

参加者と意見を交わす山口・副部会長(右)

当日は副部会長の山口純和・湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)情報システム管理室課長補佐が司会を務めた。あらためて会の主旨を説明し、①各施設でクラスターが発生した際、施設内対策本部にSEが迅速に貢献できるように作業内容を標準化する、②感染対策システム未導入でも、対象の患者さんや職員のデータ抽出を可能にする、③作業内容の標準化を通じSE個々のスキルレベルと意識レベルの向上を図る――の3点を示した。

そのうえで、事前に行ったクラスター経験施設のSEに対するアンケート調査結果を提示。たとえば「SEとして対応したこと」では、対策本部の準備、クラスター発生にともなう臨時業務のための電子カルテ端末や関連機器の設置、イントラサイトやホームページでの情報発信、患者さんや職員の検査など各種管理シートの作成、陽性者や疑似症などをシステム上で確認できる機能の追加――などが挙がり、それぞれ対応施設も提示した。

「クラスター発生時にSEが対応するほうが、効率が良いと思った作業」では、陽性/疑い患者さんへの接触職員リスト化、対策本部での常駐、なかには「SEが少数のため、本来業務により深くかかわれなかった」といった声も上がった。「SEとして、クラスター発生に準備しておくべきこと」に対する回答も示した。

クラスター対策で重要な接触者の把握について、リスト化するシステムを独自に築いた施設の報告も実施。従来のアプリではできないことを、他のソフトを活用し行うなど、4施設(仙台徳洲会病院、鹿児島徳洲会病院、山形徳洲会病院、静岡徳洲会病院)のSEが構築や運用のポイントを解説した。

この後、感染管理部会のメンバーがクラスター発生施設でサポートに入る際に現場で求めるデータと抽出方法について意見を交わした。比較的長い時間、患者さんにかかわり多職種ともかかわる機会が多いリハビリテーションセラピストに関する抽出のあり方、情報共有すべき職員の範囲など多岐にわたり議論した。

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