徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)3月1日 月曜日 徳洲新聞 NO.1276 二面

病気のはなし㊶
全身に症状が出ることも 関節リウマチ

関節リウマチ

年齢を重ねると手足の関節が変形したり、痛んだり、こわばって動かしにくくなったりすることがある。しかし、2カ所以上の関節の痛み(指の第一関節以外)が6週間以上続く場合は、「関節リウマチの可能性があります。リウマチを専門に標榜(ひょうぼう)する整形外科もしくは内科を受診してみてください」と、静岡徳洲会病院の佐野晃久副院長(整形外科)。

関節リウマチは原因不明の自己免疫性疾患で、関節内が炎症によって徐々に破壊されていく。発症年齢は40代前後が最も多く、罹患(りかん)率は女性が男性より3倍ほど高い。初期には手足の指の関節内に炎症が起こることが多く、痛みや腫れ、こわばりが見られる。年齢のせいと見過ごされがちだが、治療せずに放置すると、進行型の場合は肩、ひじ、股関節など全身の関節に症状が広がり、なかには血管や心臓、肺など多臓器に炎症が及んで全身に症状が出ることもある。

かつては同疾患が原因で寝たきりとなるケースも多かったが、近年は薬物療法が飛躍的な進歩を遂げ、「早期に治療開始すれば70~80%くらいの患者さんが、うまく症状をコントロールでき、日常生活に復帰されています」と佐野副院長。原因不明なだけに予防は難しいが、症状の進行を抑えるためには規則正しい生活、栄養バランスの取れた食事、適度な運動が有効だ。

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