2019年(平成31年)3月25日 月曜日 徳洲新聞 NO.1177 二面
歯周病と虫歯に注意!
若いうちから歯の健康を
歯を失う主な原因は歯周病と虫歯。共愛会病院(北海道)の長太一・歯科口腔(こうくう)外科医長は「歯を失うと口から物を食べるのが困難になるだけでなく、発音が悪くなったり笑顔がぎこちなくなったりします。そのため若いうちから対策が必要です」と強調する。
歯周病は、歯と歯茎の隙間に歯周病菌が入り込み、歯を支えている歯周組織を壊す病気。自覚症状が少ないため、自分自身で気付く頃には、かなり進行しているケースが多く、進行すると歯茎からの膿、歯の動揺などの症状が現れる。一度失われた歯周組織は自然に元に戻らないため、日常のケアや予防歯科で歯垢(しこう)を溜めないようにすることが大切だ。
初期の段階の虫歯は自分では見つけにくく、この段階を過ぎると自然治癒は見込めなくなる。違和感を放置して治療開始が遅れると、完治までの期間が長くなり、歯を削る量も多くなってしまう。日常のケアに加え、歯科でふだんの歯磨きだけでは取りきれない汚れをケアしてもらうのも必要だ。
長医長は「虫歯も歯周病も生活習慣病の一種。近年では歯周病と誤嚥(ごえん)性肺炎、糖尿病との関連なども指摘されています。歯科では、歯の健康を守るため、さまざまなアドバイスをしているので、必ず定期検診を受けましょう」とアドバイス。