2019年(平成31年)3月25日 月曜日 徳洲新聞 NO.1177 一面
山形病院
ジョーンズ骨折予防に力
高校でメディカルチェック
サッカー部員の足を丁寧に検査する木下医長
山形徳洲会病院は県内のサッカー強豪校を対象に、疲労骨折の一種であるジョーンズ骨折から生徒を守るための予防活動をスタートした。ジョーンズ骨折は、足の小指の付け根にある第5中足骨の疲労骨折を指す。
同院の大沼寧・副院長兼整形外科部長はプロサッカークラブのモンテディオ山形のチームドクターを務めるなど、スポーツ整形に注力。以前からスポーツでのけが予防をテーマに講演・啓発活動に取り組んでいる。「ジョーンズ骨折は手術から3カ月以上プレーができず、復帰まで長期間を要します。プロの世界ではメディカルチェックを通じた予防が推進されています。高校生にもより踏み込んだ活動を行い予防につなげていきたい」と意欲的。
今回は、木下大輔・整形外科医長やリハビリテーション科のスタッフが、日本大学山形高等学校を訪問、サッカー部員約50人に講義とメディカルチェックなどを実施した。リハビリスタッフが関節可動域の確認や、けがをしにくい身体の鍛え方をわかりやすく指導。木下医長は足の状態を確認し、持参したポータブルエコーで完全骨折に至る手前の不全骨折をチェック。「将来のある若い選手を、けがから守っていきたい。今後も依頼があれば高校に出向き実施する考えです」。