徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)6月4日 月曜日 徳洲新聞 NO.1136 三面

Beta-O2テクノロジーズ
バイオ人工膵臓で治療
アヴニCEO講演
I型糖尿病に向け

膵島細胞のカプセル化について講演するアヴニCEO 膵島細胞のカプセル化について講演するアヴニCEO

イスラエルのBeta-O2テクノロジーズのユーヴァル・アヴニ代表取締役CEO(最高経営責任者)は「インスリン依存型糖尿病治療について~分泌細胞のカプセル化による治療法~」をテーマに講演した。

インスリン依存型(I型)糖尿病は、生活習慣の影響によるⅡ型糖尿病と異なり、膵臓(すいぞう)の中にありインスリンを分泌する膵島(すいとう)細胞が破壊されることで起こる。

ウイルス感染や自己免疫疾患が原因と言われている。血糖をコントロールするため、インスリン製剤の注射を続ける必要がある。

アヴニCEOはインスリン療法に代わる治療法として、膵島細胞をカプセル化(半透過性の特殊な膜で覆う)し、それを体内に移植するバイオ人工膵臓の開発を進めており、これまでの取り組みを紹介した。

「カプセル化で重要なポイントは、十分な免疫保護、十分な酸素供給、装置を回収できること、細胞の確保です」と説明。膵島細胞のソース(源)は①同種移植(ヒト)、②異種移植(ブタ)、③幹細胞の3つが選択肢だ。

スウェーデンで実施した同種移植による臨床試験結果などを紹介。今後、実用化を目指す。

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