新卒で入職し3年目を迎えました。私は高校2年の5月、部活動中に、竜巻にあおられて転倒したテントの下敷きになり、金具で頭を負傷し15針縫う事故に遭いました。その時、入院したのが当院でした。進路を考え始めた時期で、作業療法士（OT）の方に「OTという仕事もあるよ」と教えてもらったのがきっかけで、人の役に立ちたいと思っていた私はOTの道に。

現在は午前中に通所リハビリテーション、午後から入院患者さんのリハビリテーションを担当。患者さんが、その人らしい生活を継続できるよう、一人ひとりに合わせたプログラムを考えています。「ありがとう」と言われると嬉しいですし、やりがいも感じます。医療は人対人でコミュニケーションが重要。患者さんや家族の情報を収集し、適切に対応できるよう心がけています。

5月には初めての学会発表を控えています。リハビリテーション科の医師や先輩の指導を受けながら資料を作成し、準備してきました。中学・高校時代に陸上部で長距離種目に本格的に取り組み、駅伝大会で全国大会や東北大会に出場を果たしました。今も時々、地域のハーフマラソン大会に出ています。