2017年(平成29年)12月11日 月曜日 徳洲新聞 NO.1112 三面
宇和島徳洲会病院
部署別発表で議論が活性
宇和島徳洲会病院(愛媛県)は朝礼のテーマを曜日ごとに明確にしている。月曜日は医療安全カンファレンス、火曜日は看護部の業務量報告、水曜日は事務・コメディカルの業務量報告、木曜日はひとつの部署が自分たちの取り組み、課題、アピールしたいことをプレゼンテーションする部署別発表、金曜日は「直言」の朗読だ。
宇和島病院は部署別発表で議論が活発化
取材日は木曜日、部署別発表で健診センターの山本亜希広主任が「二次健診の重要性について」をテーマに発表した。健診の義務は職場と労働者双方にあり、労働安全衛生法には自己保健義務が設けられており、仕事を安全に行うために健診や二次健診を受け、自己管理すべきとアピール、質疑応答も活発に行われた。
池田佳広院長は「朝礼をただの報告会ではなく、ディスカッションや交流の場にしたいと考えています」と意図を明かす。「各部署が順番に、その日の予定を発言すると『とくにありません』を連発することがあります。そうではなく、なるべく必要なことだけに、じっくり時間をかけたいと思います」。
たとえば火・水曜日に行う業務量報告では数字の報告だけで終わらせず、どのように改善していくか提案も行う。これによりディスカッションが生まれ、朝礼の時間が活性化する。
今後の展望として池田院長は、「朝礼は皆の前で発言したり、意思を統一したりする場として最適です。院長、看護部長だけでなく、司会を担当する職員も自分の意見を話してもらうようにしていますが、今後、なるべく、より多くの職員が発言できるようにうまく活用していきたいです」と意欲的だ。