2017年(平成29年)12月11日 月曜日 徳洲新聞 NO.1112 二面
「掃除の会」で美観維持
徳之島徳洲会病院
徳之島徳洲会病院(鹿児島県)は毎週水曜日、朝の15分程度を使って「掃除の会」を実施している。職員自らトイレの尿石除去や床・壁面の清掃はもちろん、ストレッチャーなどが当たってできた壁の穴や塗装の剥(は)がれの修繕を行っている。毎回、任意の参加スタイルで、メンバーは固定していない。職種も限定せず、事務職員が中心ではあるものの、医師や看護師、コメディカルも積極的に参加するのが特徴だ。
職員自らペンキ塗り(右から2人目は友野範雄総長)
総務課の伊藤貴将副主任とメンテナンス責任者の森哲也職員が実施場所を1カ月ごとに決めておき、部署のミーティングが終わると各職員が参集する。修繕では患者さんに配慮し、無臭の水性ペンキを使用。職員はビニール製のエプロンと手袋を装着し、塗装の剥がれた場所や穴の開いた場所にはテープを張り、上からローラーでペンキを塗っていく。
「以前から掃除する習慣があり、7~8年前からペンキ塗りを始めました。あくまでも手の届く範囲で、院内だけでなく、病院の外壁、正面玄関前のガードレールなどにも行います」と勇利幸事務長。職員自ら行う目的は、コスト削減もあるが、それ以上に病院を大切に思う職員の意識醸成やチームワークの強化にあるという。
「当院は島民の方々の共有財産。きれいに大切に使う意識を全職員が共有すれば、おのずと院内感染なども減っていくと考えます」(勇事務長)