徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)8月21日 月曜日 徳洲新聞 NO.1096 一面

湘南鎌倉総合病院
客員臨床指導医制度を創設
診療レベルの向上・充実期待

客員臨床指導医第1 号に任命された遠藤院長(左から2 人目)とミランガ医師(その右) 客員臨床指導医第1 号に任命された遠藤院長(左から2 人目)とミランガ医師(その右)

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は、このほど客員臨床指導医(Visiting Clinical Director)制度を創設した。診療レベルの向上・充実が狙い。院外の医師を対象に原則、各診療部長が推薦し、院内で開かれる管理会議での承認を経て院長が任命する。

推薦を受けるにあたり、①臨床医としての経験・知識・技量・教育・統率力などの資質を十分兼ね備えている、②原則として20年以上のキャリアがあり、当該診療科に関する分野で一定のリーダーとして考えるに差し支えない資格もしくは客観的評価(専門医資格・博士号・学会役員評議員・医師会の役員または委員長など)を有する、③湘南鎌倉病院との関係が良好かつその関係性に基づく実績(常勤勤務で一定の評価を受けた実績もしくは診療連携が一定の頻度で行われている実績などが最低限、直近1年間にまんべんなく認められる)を有する、④湘南鎌倉病院におおむね1週間に1回程度(最低限月1回程度)訪問できる(時刻は問わない)――といった資格を、履歴書などを通じて証明しなければならない。

これらを満たし、客員臨床指導医に任命されると、湘南鎌倉病院の常勤医と同じように、院内設備の使用や研修会・症例検討・カンファレンスへの参加、文献の活用、職員食堂・駐車上の使用(無料)、医局秘書への依頼などの権利をもつことができる。ただし、研修医に対する教育(実技、診療補助、講義など)を中心に、当該診療科の充実に努めなければならない(診療実績には関与しない)。また、同職に対する報酬はない。任命の有効期間は2年間(4月1日から翌々年3月31日まで)で、双方から3月1日までに解約の申し出がない場合は自動的に更新される。ただし、最長でも10年間とし、期間中でも院長の決裁で解約可能だ。

第1号に任命されたのは湘南鎌倉病院の呼吸器内科を支えた遠藤内科クリニックの遠藤高弘院長と、海外から研修で湘南鎌倉病院を訪れる医療チームへのサポートや熱帯医学の講義などを行っている医療法人徳洲会アフリカ担当のムワナタンブエ・ミランガ医師(コンゴ民主共和国・産婦人科)の2人。同院は今後も各診療科の規模に応じ若干名を任命していくという。

同制度を考案した小林修三・院長代行は「当院との良好な関係性を〝見える化”するひとつの手段として考えました。各先生方との連携を強化し、当院の診療レベルを一層向上・充実させたいと思います」。

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