徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2017年(平成29年)7月10日 月曜日 徳洲新聞 NO.1090 三面

白根徳洲会病院
防ぎ得る外傷死回避
JPTEC講習会に参加

訓練でも模擬患者さん救助に全力投球 訓練でも模擬患者さん救助に全力投球

外傷患者さんの死に至るまでの経過や病態が解明されていくなか、容体の悪化を防ぐための救護法が適切に施されなかった場合、「防ぎ得る外傷死」に移行すると言われている。

白根徳洲会病院(山梨県)の石川真院長は、「防ぎ得る外傷死を回避するために、病院前救護にかかわる医療従事者が習得すべき知識と体得すべき技能をまとめ上げたのがJPTECの活動指針です」と説明する。

6月3日に山梨県立中央病院救命救急センターの岩瀬史明センター長と県下の4消防本部から救急救命士約15人、白根病院職員22人が南アルプス市消防本部に参集、JPTEC講習会が開催された。開放性気胸、骨盤骨折などを想定した模擬患者さんが登場。初期評価、全身観察、搬送までの手順を学習した。

医師の診立てに、うなずく参加者たち 医師の診立てに、うなずく参加者たち

白根病院からは石川院長をはじめ看護師、理学療法士、臨床放射線技師、臨床検査技師など多職種が参加、日常診療とは勝手の違う研修となったが、「日常診療にも生かせる実りあるものでした」と石川院長。

研修後は懇親会を催し、救急救命士、病院スタッフとともに地域の救急医療について語り合い、顔の見える関係を醸成した。

「〝災害は忘れた頃にやってくる〟。阪神・淡路大震災から23年、東日本大震災から7年が経過しようとしています。防災意識の高まりのなか、当院が災害拠点病院に認定されたことは、大きな責任を担ったということだと自負しています」(石川院長)

いつ訪れるともわからない巨大災害に、「絶えず準備を怠らないように、不断の努力を重ねていきます」とJPTECに参加した職員から口々に聞こえていた。

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