2017年(平成29年)4月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1079 三面
徳洲会介護部会
「文章の書き方」学ぶ
西日本ブロック研修会
学会発表やビジネス文書も
ユーモアを交えて講義を進める講師の谷口代表(左)と窪倉氏
徳洲会グループ介護部会は吹田徳洲会病院(大阪府)で第2回西日本ブロック研修会を開催。約60人が出席し、職種も看護、介護、事務職員と多岐にわたった。今回、初めて「文章の書き方を学ぶ」をテーマに設定。外部から谷口企画グループの谷口要代表と医療ジャーナリストの窪倉憲子氏を講師として招いた。
講義は午前と午後に分かれ、文章を書く基本から学会などで発表する際のポイント、ビジネス文書に関する決まりまで、多様なテーマで行った。
具体的には、事例や原稿を書く際は5W3H(When=いつ、Where=どこで、Who=誰が、Why=なぜ、What=何が・何を、How=どのように、How many=どのくらい、How much=いくら)や原稿を構成する4つの柱(起承転結)を意識する、文体を統一する、事実と自分の考えを一文にしない、データは十分吟味して用いる、つねに辞書を手元に置いておくことなどを示した。とくにデータの引用について、窪倉氏はデータの出所元に確認することを強調した。
谷口代表は抄録などで施設の概要を紹介する際、「記載してあると、だいたいどんな施設かがわかる」として、入所者数、平均年齢、平均要介護度の3項目を最低限書き込むことを推奨。また、書籍や新聞などメディアに原稿が掲載される効果にも言及し、「原稿を依頼されたら必ず受けるようにしてください」とアドバイスを送った。
最後に、窪倉氏が出席者に課題を提示。「私の仕事の進化論」、「私が職場で連帯感をもった瞬間」のどちらかをテーマに原稿の提出を求めた。窪倉氏は提出された原稿を谷口代表が推敲(すいこう)して返送することを明かし、「返送された時の修正や指摘を皆さんが確認して、はじめてこの研修は終わります」と締めくくった。