
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)12月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1523 4面
午前と午後をとおして全体を統括する太田部長(左)
湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は10月25日、初めて受講者を院外公募し、CVC指導者養成コースとCVC実践セミナーを開催した。
日本医学シミュレーション学会主催の研修で、同コースは中心静脈カテーテル(CVC)挿入の安全な手技と指導法を習得するための研修プログラム。同セミナーはCVCの安全教育を目的としたシミュレーターを用いたトレーニングだ。午前中に同コースで学んだ受講者が、午後には同セミナーで講師を務めた。
CVC手技は、動脈穿刺や気胸といった致死的な合併症をともなうリスクがある。エコーガイド下で針先を「お迎えする」ように誘導する穿刺法を習得することで、手技の安全性と成功率を高めることが可能となる。
太田隆嗣・麻酔科部長は「これまでの活動で院内に十分に浸透し、指導者も確保が進んできました。院外へも公募範囲を広げることで地域の若手医療従事者に対し、徳洲会グループの教育機関としての存在感を示すとともに、地域の臨床教育に貢献することを目指しています」と強調。「医療が産業化された時代、質と安全が求められています。こういった安全な手技教育は初期研修医の必修にしており、不安なくエコーガイド下CVCができるように指導しています」と力を込める。