
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2025年(令和7年)12月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1523 3面
生成AIを活用する大切さを強調する山口部会長
WSで参会者にアドバイスを送る松浦ブロック長
徳洲会情報システム管理部会は12月12日から2日間、徳洲会インフォメーションシステム(TIS)大阪本社で2025年度全国会議をハイブリッド形式で開いた。徳洲会グループ病院やTISのSE(システムエンジニア)ら218人が参加した。今回はグループの方針をふまえ、すべて生成AIをテーマとするプログラムで構成。初日は、まずグループ統一の生成AIを活用した電子カルテシステム導入に関する報告を行い、年内に予定どおり77施設で環境構築が完了する見込みや、医師退院サマリー・看護退院サマリーや診療情報提供書など機能に関する説明など情報共有した。
生成AIを活用し業務改善を図っている施設の事例発表後、外部講師による講演を実施。「Ubie社が考える生成AIが切り開く医療ICTの未来」と題し、同社医療機関事業本部の白石達也・生成AIプロダクトマネージャー(医師)と玉井雄己セールスディレクターが、医療業界での生成AIの動向や活用などを解説した。
2日目は、「生成AI活用」をテーマに、初めてワークショップ(WS)を企画。参加者は、それぞれ持参したノートPCで生成AIを駆使し、WEBゲームの作成やバイブコーディング(言語でAIに指示を出し、アプリケーションやシステムを構築する手法)、グループディスカッションを経て、AIによる議事の要約とスライド作成を実施。AI生成物を人が最終確認する工程の重要性を学んだ。
終了後、多くの参加者が今回の会議に対して高い満足度を示すと、企画した同部会九州ブロック長(医療DX部門リーダー)の松浦正・宇和島徳洲会病院(愛媛県)情報システム管理室主任は「AIを各病院に展開していく際に慣れていない人、わからない人にどう説明したらいいのかを考える良いきっかけになったと思います」と笑顔。部会長の山口純和・湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)情報システム管理室課長は「あくまでも最終目標は生成AIを院内に広め、業務効率化を図ること」とし、次回の全国会議でも引き続き生成AIをテーマとする意向を示した。