
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)03月30日 月曜日 徳洲新聞 NO.1536 3面
50人超の方が参加し満席に
福岡徳洲会病院は2月21日、院内で第4回市民公開講座を開催した。地域がん診療連携拠点病院としての活動の一環で、一般の方を対象に、がんに関する情報を提供し、適切な受療行動を促すのが狙い。
はじめに、久田ゆかり・がん化学療法看護認定看護師がアピアランスケアをテーマに講演。病気や治療で変化した外見に起因するがん患者さんの苦痛を軽減するケアであることを説明し、抗がん剤による脱毛のメカニズム、ウィッグの選定、脱毛時期の頭皮ケアなどを解説した。
続いて、企画者の久良木隆繁副院長が「~『あなたの命はあと〇〇年!』 → その予後告知には問題があります。~予後告知とACPについて」と題し講演。予後に対する医師と患者さんの認識差を説明したうえで、人生の最期に後悔しないよう、日頃から病気の経過などについて医師と地道な話し合いを重ねておく重要性を強調した。
最後に、田邉真紀人・心療内科・内分泌・糖尿病内科部長が「糖尿病とがんの関係について」をテーマに講演。糖尿病を解説したうえで、最近は罹患した方のがんで亡くなる割合が増えているデータを示した。とくに2型糖尿病を挙げ、大腸がん、肝臓がん、膵臓がんのリスクが上昇することや、がんと共通の発症メカニズムや危険因子があることを指摘。糖尿病をもつ方に対するがん治療も解説した。