徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2026年(令和8年)03月30日 月曜日 徳洲新聞 NO.1536 4面

湘南鎌倉医療大学・仙台徳洲看護専門学校・日鋼記念看護学校
希望を胸に看護師として歩み出す
学位記授与式・卒業式を開催し門出祝う

湘南鎌倉医療大学(神奈川県)、仙台徳洲看護専門学校、日鋼記念看護学校(北海道)は、それぞれ学位授与式、卒業式を挙行した。同大学では看護学部看護学科3期生102人が卒業、大学院看護学研究科看護学専攻博士前期課程3人、後期課程2人が修了した。卒業生のうち48人が徳洲会グループ病院に入職し、1人が進学、51人がグループ外の病院などに入職が決まっている。仙台徳洲看護専門学校は卒業生48人のうち29人がグループ病院に入職(仙台徳洲会病院に18人)、3人が進学、15人がグループ外の病院に入職する。日鋼記念看護学校は卒業生59人のうち38人がグループ病院に入職(日鋼記念病院に35人)、21人がグループ外の病院に入職。卒業生らは大きな期待を胸に、看護師としての歩みをスタートする。

「一日一日を大切に」

保護者や大学関係者などに見守られ卒業生・修了生が巣立ち

湘南鎌倉医療大学は3月15日に学位記授与式を開催した。式典では卒業生を代表し大塚百恵さん、修了生を代表し山本ひとみさん(前期課程)と後藤雅子さん(後期課程)が荒賀直子学長から学位記を受け取った。続いて学生表彰を行い、学業成績優秀者として杉原日菜さん、日本私立看護系大学協会会長表彰受賞者として林美涼さんに表彰状を授与。

卒業生に学位記を授与する荒賀学長(左)

式辞で荒賀学長は「医療の道に終わりはありません。生涯にわたり研鑽を積み、社会に貢献できる仕事に誇りをもち、医療人としての人生を築いてください」と、はなむけの言葉を送った。同大学を運営する学校法人徳洲会の福島安義理事長は祝辞で「困難に直面した時に“最善を尽くす”ことを心がけてください」とエール。

「困難な時に“最善”を尽くしてください」と学校法人徳洲会の福島理事長

一般社団法人徳洲会(社徳)看護部門の八木沼正子本部長は、患者さんの救いにつながる“言葉のもつ重み”を強調し、「一日一日を大切に積み重ねてください」と激励。学友会(保護者会)の大塚淳子会長も温かい言葉を贈った。神奈川県看護協会の早川みつほ常務理事が来賓として列席した。

学位記を手にする(右から)杉原さん、佐瀬さん、西村さん

卒業生を代表し大塚さん、修了生を代表し後藤さんが答辞で感謝と決意を表明。式典後、卒業生の杉原さんは“患者さんに寄り添う看護”を大前提としつつ、「他の看護師からも信頼され仕事を任される看護師が目標です」、西村美輝さんは「将来的には災害医療や国際医療支援にも携わってみたい」、佐瀬慎之介さんは「小児看護のスペシャリストになりたい」と目を輝かせていた。

つねにスキルアップを

仙台徳洲看護専門学校は48人が新たな旅立ち

仙台徳洲看護専門学校は3月4日、校内の講堂で2025年度卒業式を挙行。足沢美由貴校長が卒業生ひとり一人に卒業証書を授与した後、式辞では、コロナ禍などの困難を乗り越え看護の道を志した努力をたたえ、「臨地実習での学びや社会人基礎力の成長を糧に、主体的に学び続け、キャリアを中断させることなく看護を追求してください」と激励した。

東上理事長はオンラインでエール

来賓挨拶で、東上震一理事長はオンラインで卒業生に声をかけ、「看護師は医療の中核を担います。つねにスキルアップを続けてください」と期待を寄せた。福島安義・学校法人徳洲会理事長は「AIが進化しても、患者さんの気持ちをくみ取って医療を組み立てる役割は人間にしかできません」とエール。社徳看護部門の緑川律子・地域部部長は、徳洲会の理念に「患者さまの権利と尊厳を大切にする病院」という一文が加わったことに触れ、迷った時は、この理念に立ち返るようアドバイスした。

卒業生に卒業証書を手渡す足沢校長(右)

記念品贈呈の後、在校生を代表し15回生の熊谷朱理さんが送辞、卒業生代表の金澤百花さんが答辞を読み上げた。

(左から)山㟢さん、伊藤さん、長澤さん

式典終了後、卒業生の山㟢海実さんは「3年間は一瞬でしたが、実習の最終日に患者さんから『頑張ってね』と言われたことで、やって良かったと感じました」、伊藤沙樹さんは「入学当初は不安もありましたが、患者さんとの触れ合いを通じて、精神面からも支えられる看護師になりたいと思いました」、長澤歩未さんは「たとえ業務に追われても、つねに患者さんの気持ちをくみ取れる看護師になりたい」と抱負を口にした。

患者さんが信頼する存在

日鋼記念看護学校では59人が巣立ち

日鋼記念看護学校は3月6日、校内の講堂で2025年度卒業式を挙行。卒業証書授与の後、伊藤眞理校長は式辞で「3年間の学び、とくに臨地実習での経験を糧とし、患者さんをはじめとする関係者やご家族への感謝を勇気に変えて歩んでください。自らの可能性を信じ、本校での学びを誇りに、豊かな感性で看護を創造する看護職となることを祈願しています」と、呼びかけた。

「今日の気持ちを忘れずに」と社会医療法人母恋の大橋理事長

大橋壯樹・社会医療法人母恋理事長(医療法人徳洲会副理事長)は「看護師は患者さんから最も信頼され、寄り添う存在です。AI導入など医療が高度化するなか、皆さんの役割は一層重要になります。今日の気持ちを忘れずに頑張ってください」と門出を祝った。社徳看護部門の坂本眞起代・教育部部長は「看護は人と人との触れ合い。専門職としての知識・技術に加え、人としての温かさをもったプロフェッショナルに成長してください」と祝辞を表した。

卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡す伊藤校長(右)

在校生送辞では37期生の藤原美玲さんが「先輩方の姿は私たちの目標」と感謝を伝え、卒業生答辞では酒井尚郁さんが「仲間と切磋琢磨した日々が支えになりました」と3年間を振り返った。その後、記念品贈呈、花束贈呈を行い、閉式した。

卒業生の(左から)服部さん、松尾さん、福田さん

式典終了後、卒業生の服部琉杏さんは「クラスの仲間と切磋琢磨した3年間は濃い経験。患者さんに頼られる看護師になりたい」、松尾利菜さんは「人生についても学んだ3年間でした。安全・安楽な看護を提供したい」、福田琴音さんは「1年生の時より責任感が芽生え、自ら動けるようになりました。周囲と円滑なコミュニケーションが取れる看護師を目指します」と胸をふくらませていた。

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