
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2026年(令和8年)02月09日 月曜日 徳洲新聞 NO.1529 2面
「力の弱い病院に、どれだけの応援ができるか」と東上理事長
東上震一理事長は今後の徳洲会グループについて講話した。概要を紹介する。まず国内の民間医療グループに関するデータを示し、医業収益や病床数など、あらゆる面で徳洲会グループがナンバーワンになったことを指摘。ただし、組織の規模だけでなく“中身”の重要性にも触れ、「グッと言わせるぐらいのものを僕らがいっぱいもてば、本当に胸を張れます」と呼びかけた。
そのうえで、徳洲会グループが急速な拡大から持続的成長を果たしていくための方向性を示唆。「力の弱い病院に、どれだけの応援ができるか」を最重要課題とし、とくに最近グループ入りした病院の運営支援を強調した。
具体的には、医業利益ベースでの黒字化を求め、受け入れ可能な患者数をベースに許可病床を使いきることを求めた。日鋼記念病院(北海道)、野田総合病院(千葉県)、さいたま記念病院、厚生会第一病院(大阪府)、正和病院(同)について、それぞれ病院を紹介しながら受け入れ可能患者数を提示した。
また、既存の病院を含め、介護施設との連携強化を訴えた。利用者さんの状態が悪化したなど連絡があれば、自院の救急車で迎えに行き、地域のニーズを掘り起こす大切さも唱えた。
退院調整やグループ病院との連携をとおし、病床をいかに回転させるか病床回転率の目安も提示。離島の患者搬送に関する構想を明かすひと幕もあった。最後に、厳しいと言われる今の医療界について「自然災害とは違います。自分たちで対処できるし、克服もできます」と参加者を鼓舞した。