徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)4月5日 月曜日 徳洲新聞 NO.1281 二面

外来・入院とも健闘
患者満足度の顕著な向上も 徳洲会
3月度 徳洲会グループの医療経営戦略セミ

一般社団法人徳洲会(社徳)は3月27日、徳洲会グループ3月度医療経営戦略セミナーをオンライン開催した。引き続き患者数の減少など厳しい状況にありながらも、新型コロナ関連の補助金や診療報酬などで堅調な経営を維持、医科の外来・入院に関するレセプト(診療報酬明細書)点数から徳洲会グループは国内医療施設と比べ健闘している状況などが示された。

20年度を振り返り21年度への思いを語る安富祖理事長20年度を振り返り21年度への思いを語る安富祖理事長

2月度経営分析では徳洲会グループ全体の医業収益、税引き前利益ともにうるう年で日数が多かった20年2月を上回った。全体的に堅調を維持しているが、患者数は外来、紹介、救急、入院のいずれもがマイナス傾向など厳しく、新型コロナ関連の補助金や診療報酬でカバーしている状況が浮き彫りになった。

その後、徳洲会医事部会の岸良洋一部会長(社徳事務部長)が経営対策について解説。まず新型コロナの影響を見るため、20年4~12月までの入院・外来(医科)別レセプト点数の前年同月比を、全国平均と徳洲会グループとで比較対照したデータを提示した。

岸良部長は、全国平均がほぼ前年同月を下回っている一方、徳洲会は入院では4月を除くすべての月、外来では5月と8月を除くすべての月で全国平均を上回っている点を強調。全国的に受診抑制が起こっているなか、徳洲会が健闘していることを明らかにした。今後の対策についてはDPC(診断群分類別包括評価)対象病院の係数アップや地域医療支援病院の取得、新型コロナ関連補助金の継続活用、在宅サービスの強化などを挙げた。

この後、徳洲会感染管理部会の佐藤守彦部会長(湘南鎌倉総合病院感染対策室部長)が新型コロナウイルス感染症対応について報告した。

最後に安富祖理事長が20年度を総括。新型コロナウイルスに対する職員の奮闘、新型コロナの影響で一時落ち込んだ経営の予想以上の回復、グループの重点9項目(病院の新築移転など)の進展を示した。また、「何よりうれしい」こととして、20年度の患者満足度調査結果が18年度、19年度の調査から顕著に改善したことを明かした。

安富祖理事長は「新型コロナという未曽有の危機にあって、職員や各施設が安心・安全・親切で質の高い医療を実践した証し。頼もしさを感じました」と目を細めた。21年度に向けては、4月に約3300人の新入職員を迎え入れるにあたり、「徳洲会の原点や理念、知識・技術や経験を継承し、早く一人前になるようサポートをお願いします」と呼びかけた。

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