徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(平成31年)1月14日 月曜日 徳洲新聞 NO.1167 二面

日本泌尿器内視鏡学会総会
徳洲会から11演題
日頃の診療実績ふまえ発表

第32回日本泌尿器内視鏡学会総会が宮城県で開催された。徳洲会は口演(口頭発表)7演題とポスター4演題を発表。口演の概要を紹介する。

中部徳洲会病院(沖縄県)の大城吉則・副院長兼泌尿器科部長は「総会賞ビデオ」のセッションで「鏡視下腎摘出術におけるテーピングによる安全な腎茎部処理について」をテーマに発表。スムースで安全な腎動静脈の処理方法について手術動画を供覧し解説した。

一般演題では湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の吉村一良ロボット手術センター長が「ロボット支援前立腺全摘(RARP)+拡大リンパ節郭清におけるpN1症例の検討」と題し報告。リンパ節郭清を行った転移陽性例(pN1症例) のうち術後1年以上経過観察した症例を検討、「補助療法を必要としない症例もありリンパ節郭清が予後に寄与する可能性が示唆されました」とまとめた。

名古屋徳洲会総合病院の黒川覚史・泌尿器科部長は「腹膜外到達法によるロボット支援前立腺全摘312例~チーム医療における私たちの工夫~」と題し、第一助手の手術経験による手術成績の比較と、手術を安全に施行するチームの対応を発表。なお黒川部長は患者背景をそろえたうえでの腹膜外到達法と経腹膜到達法によるロボット支援前立腺全摘の手術成績を比較検討した論文を執筆、世界的な泌尿器領域のジャーナル『BMC Urology』に掲載されている。

千葉西総合病院の久末伸一・泌尿器科部長は「当院におけるロボット支援根治的膀胱(ぼうこう)摘除術の初期経験」と題し、2018年4月に保険適用となった同術の手術成績を検討。「ロボット支援腎部分切除術におけるICG蛍光造影(Firefly)を利用した腫瘍被膜露出の検討」と題する口演も行った。

同院の太田茂之・泌尿器科医師は「維持透析中の前立腺癌患者に対するロボット支援根治的前立腺摘除術の有用性」をテーマに報告。透析患者さんと非透析患者さんに対するRARPの治療成績を比較検討した。

吹田徳洲会病院(大阪府)の真殿佳吾・泌尿器科医長は「腹腔(ふくくう)鏡下腎盂(じんう)切石術を施行した2例」を発表。手術動画を供覧し解説、「同術は適応を限定すれば、安全かつ有効な選択肢であると考えられました」とまとめた。

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