徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(平成31年)1月14日 月曜日 徳洲新聞 NO.1167 一面

徳洲会グループ
訪看ST開設ラッシュ
在宅生活の支援強化

徳洲会グループは昨秋以降、訪問看護ステーション(訪看ST)をハイペースで開設、10月に1カ所、11月に2カ所、12月に1カ所、今年1月1日に1カ所と、4カ月連続で計5カ所を新たに設けた。なかにはグループ初の支所(サテライト)も整備し、患者さんの在宅生活を支える環境づくりに尽力している。

開所式で「患者さんが安心して暮らせるように支援します」と清水所長(右) 開所式で「患者さんが安心して暮らせるように支援します」と清水所長(右)

訪看STは1992年に制度化され、利用者さんの自宅に看護師などが赴き、療養上の世話や必要な診療の補助サービスを提供する事業所。国が地域包括ケアシステムの構築や在宅医療・介護を進めていることもあり、近年、事業所の数が増加。厚生労働省の統計によると、現在、約1万カ所に上り、10年前のほぼ2倍となっている。

徳洲会グループはこれまで全国に34カ所設置。2018年度に入り、さらに患者さんの在宅生活をバックアップするため新設を検討し、10月以降、本所3カ所、支所2カ所を開設した。

本所では、渡部和巨・東京西徳洲会病院院長の「患者さんに安心して自宅で療養してほしい」という思いから、同一敷地内に11月1日、東京西くじら訪問看護STがオープン。清水由佳所長(緩和ケア認定看護師)は「自宅での療養を不安に感じる患者さんや、ご家族の不安を軽減し、その人らしい暮らしができるよう支援したい」と意気込む。

車内で患者さんの状態を確認し合う桐澤管理者(左)と小池看護師 車内で患者さんの状態を確認し合う桐澤管理者(左)と小池看護師

週1回、病院の緩和ケアチームの一員として病棟ラウンドに参加していることもあり、注力したいと考えているのが、在宅での看取りだ。「ラウンド後のカンファレンス(会議)では、在宅での療養も選択肢のひとつとして提案することもあります」。地域のクリニックや介護老人保健施設(老健)などからも、緩和ケアに対応できることが評価されているという。

課題は事業所の規模拡大。清水所長は「まだまだ先」としながらも、「規模を拡大して利用者さんに、よりきめ細かいケアを提供したい」と目標を語る。

12月1日に開所したのは武蔵野徳洲会訪看ST(東京都)。武蔵野徳洲会病院内に事業所を構え、桐澤美香管理者(看護師)、小池愛弓看護師、沼田貴美子看護師の3人が勤務。現在、末期がんや認知症などの利用者さんに対応している。

「地元の西東京市はまだまだ在宅サービスが十分とは言えない状況です。実際に患者さんやご家族から退院後のフォローも望む声があり、以前から訪問看護を考えていました」と桐澤管理者。

白坂管理者は持ち運びが便利なタブレットで支所の状況を確認 白坂管理者は持ち運びが便利なタブレットで支所の状況を確認

昨年9月には、ひと足早く訪問診療を開始しており、病院や併設の老健と連携し、利用者さんの在宅生活をサポート。「患者さんの生活や生き方に合わせて看護を提供する訪問看護は、とてもやりがいがあります。自宅で最期を迎えたい方の思いに応えられるよう努力したい」と目を耀かせる。

今年1月1日には湘南厚木訪看ST(神奈川県)もオープンした。

支所は10月1日に鹿児島徳洲会訪看STみずほ南谷山支所が開所。もともと南谷山訪看STだったが、鹿児島徳洲会病院内の訪看STみずほとの事業統合による開設。2カ所の事業所で約70人の利用者さんに対応している。訪看STみずほの白坂尚美管理者(看護師)は「地域を“点”から“面”でフォローできるようになりました。今まで以上に貢献していきたい」。

もう1カ所は湘南藤沢訪問看護ST寒川支所が11月1日に開所。

徳洲会グループ看護部門訪看ST担当の鈴木恵子・茅ヶ崎駅前訪問看護ST(神奈川県)所長は「“時々入院、ほぼ在宅”と言われるように、国の方針から今後は在宅生活の方が多くなると考えられます。利用者さんが困らないように、徳洲会もしっかりサポートしていきたい」。

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