徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)09月30日 月曜日 徳洲新聞 NO.1460 4面

医療法人徳洲会
中国での心臓血管セミ
医師5人が6演題発表
2000床の新病院も見学

医療法人徳洲会の医師5人は、中国山東省にある山東大学斉魯医院徳州医院(日本の病院に相当)の新病院(2,000床)で開催された「第5回徳州中日国際心臓血管セミナー及び第1回徳州市末梢血管カテーテル治療学術交流会」(国際心臓血管セミナー)で6演題を発表した。同セミナーが閉会した翌日には新病院の見学も行った。

新病院を背に学術セミナーの参加者らと記念撮影心臓血管病国際研究交流センターの看板除幕式を行う内田副院長(手前左)

セミナーに参加した徳洲会一行は宇治徳洲会病院(京都府)の内田直里副院長(心臓血管外科専門医)、岸和田徳洲会病院(大阪府)の藤原昌彦・循環器内科主任部長、東京西徳洲会病院の山田広幸・心臓血管外科部長、名古屋徳洲会総合病院の田中昭光・循環器内科部長兼ハートセンター長、森田英男・心臓血管外科医長。また、一般社団法人徳洲会の朱麗佳・国際部副主任が通訳として同行した。

国際心臓血管セミナーは7月12日から2日間開催。内田副院長はオープンステントグラフト術をテーマに発表。急性大動脈解離をステントグラフト(金属の骨格が付いた人工血管)による血管内治療と開胸手術を組み合わせ治療するオープンステントグラフト術を開発した経緯や術式などを解説した。藤原・主任部長は末梢血管インターベンション、山田部長は人工血管置換術、田中部長は血管内治療と大動脈疾患、森田医長は腹部大動脈瘤をテーマに発表した。

内田副院長は「中国の最新の血管内治療について知ることができ、非常に有意義でした」と振り返った。一行は翌日、6月にオープンした新病院も見学した。

また、セミナーの冒頭、「心臓血管病国際研究交流センター」の看板除幕式も行われた。同センターは、5月に東上震一理事長(社徳理事長)らが同医院を訪問し、徳洲会グループと同医院間で協力意向合意書(MOU)を締結したことを機に開設されたもの。心臓血管治療にかかわる人材交流や学術研究の拠点となる。式に出席した一行は「日本と中国、双方の医師やコメディカルの交流を通じ、互いに技術を高め合いたいです」(内田副院長)と期待に胸をふくらませた。

現在、MOUに基づき同医院の血管外科医師1人と循環器内科医師1人が、徳洲会グループ病院の心臓血管外科で研修している。今後、徳洲会グループでは同医院にロボット手術支援チームを派遣したり、若手医師が留学したり、学術セミナーを合同開催したりすることを予定。さらなる人材交流につなげていく。

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